6月9日の東京2歳新馬戦でサンデーサラブレッドクラブのクロワデュノール(牡、父キタサンブラック)がアルレッキーノとの叩き合いを制し、圧巻のパフォーマンスで勝ち上がった。

 

早くも来年のダービー馬との声も出ているほどの衝撃的な勝利だった。

 

そこで、気になるのは、クロワデュノールの募集時の測尺だ。

 

「新・測尺評価法」に基づいて、計算・評価してみた。

 

参考のために、2着に敗れたアルレッキーノのデータも下に添付した。

 

 

やはり、というべきか。

 

クロワデュノールは、体高・体重ともに大幅プラスである。

 

一方のアルレッキーノは体重だけプラス。

 

ちなみにデビュー戦での両者の馬体重はアクロワデュノールが480kgに対し、アルレッキーノが460kg。

 

もちろん、馬体重だけで競走能力が決まるほど競馬は単純ではない。

 

ディープインパクトやその産駒のように小柄でも瞬発力があり、大手レースを席巻するパフォーマンスを披露する馬もいる。

 

私がこだわる募集時の測尺評価は、その時点での同じ条件(性別、生まれ月、日齢)での格差を「新・測尺評価法」では表している。

 

これがプラスの馬は同条件の馬に比べて一歩リードして成長しており、その時点での筋肉や馬体、体力で優位にたっていることから、育成も早まる。

 

今の新馬は早い時期にデビューしたほうがより恵まれたアドバンテージを持つことができる。

 

この表を眺めてみると、やはり数字は嘘をつかない、と強く実感する。

 

今まで計算してきた経験から、馬体重の評価でプラス30㎏台を示す馬に良績があるように思える。

 

この知識を今年の社台・サンデー募集馬選考に生かしたい。

 

 

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今年も売れ行きは順調で2作合わせて売り上げ数は70部を超えようとしています。

 

この記事では、候補馬を「新・測尺評価法」に基づいて計算・評価しています。

 

皆様の参考になれば幸いです。