お待たせしました。

 

今年2作目の社台・サンデー1口馬主募集馬の選考記事をnoteブログにUPしました。

 

 

 

 

前回の記事(【母系インブリードから探せ】社台&サンデー2024年募集選馬)は、私のオリジナリティの部分はそれほど多くなく、従来言われてたことを網羅して、豊富な事例を添えてわかりやすく解説したもの、という内容でした。

 

血統の初心者でもわかる、教科書的なもの、と言ってもいいのかな。

 

新作は、完全なオリジナルです。

 

過去4年間で私が書いた有料記事のなかで、ダントツの質を誇るもの、自作のナンバーワンと言ってもいいと思います。

 

去年までの記事は、正直自分で言うのもなんですが、微妙なものも少なからずあった。

 

1口馬主で使えない、特殊な事例を取り上げたり、該当馬が社台・サンデーの募集馬にいなかったりで、そんな記事をご購読くださった読者の皆様には、ありがたいと同時に申し訳ない気持ちもありました。

 

でも、今回の記事は、これまではまったく違う。

 

私でも買いたい。

 

1000円なら安い、とさえ思います。

 

今回の記事は社台・サンデーだけでなく、キャロット、シルクなど他の1口馬主募集馬でも使えます。

 

来年以降も記事で紹介している原理は使えて、馬券予想にも役立つものと確信しています。

 

 

能書きはこのぐらいにして、記事のさわりを以下にご紹介します。

 

 

(1)2023年から新たなトレンドが起こる


私は毎年、JRAの重賞競走優勝馬の血統構成を調べている。

 

こうした中、2023年から今年にかけて新たなトレンドが起こっていることに気が付いた。

 

下の表は2021年~2024年4月までの、JRA重賞競走勝ち馬(障害レースを除く)のうち、「ある血統構成の馬」の数を抽出したものである。

 

●表1

 

 

JRA重賞優勝数をグレード別に分けたものだが、「ある血統構成の馬」の重賞勝ち数の合計が2021年には13、2022年11であったものが、2023年には30と倍増している。

 

そして、1年の三分の一を過ぎた2024年の4月末の段階で、「ある血統構成の馬」の重賞競走優勝頭数が早くも9頭を記録し、単純計算で3倍すると、今年は重賞勝ち馬数が27頭と、去年に迫る勢いであることがわかる。

 

表1をさらに2023年と2024年(4月末)に絞って「ある血統構成の馬」の重賞のグレード別占有率を算出したものが下の表2である。

 

●表2

 

今年「ある血統構成の馬」の重賞優勝数のうち、特にG1競走に強いことがわかる。

 

G1競走は4月末現在すでに6レース消化しているが、このうち3レースを「ある血統構成の馬」で占めている。

 

大レースに強くなっている。

 

ともあれ、今後ともJRAの重賞競走では「ある血統構成の馬」から目を離せない。

 

1口馬主の最大手、社台&サンデーのクラブ馬募集が既に始まっている。

 

当たり馬を選ぶ際に、この「ある血統構成の馬」から選べば、出資馬がJRAの重賞競走に勝つ確率が高まる。

 

このトレンドに乗った者は勝ち組。

 

乗り遅れた者は負け組というシヴィアな結果を招く。

 

バスに乗り遅れるな。

 

このnoteブログの血統研究記事では、この「ある血統構成の馬」の名前を明かし、社台&サンデーのクラブの募集馬から該当する馬の一覧表を作成した。

 

合わせて、該当馬の測尺(体高・体重)については、私が開発した「新・測尺評価法」に基づいて計算・評価した一覧表を巻末に添えた。