(1)ビスクウィザードは勝ちます
出資馬ビスクウィザード(父マインドユアビスケッツ)の次走が決まった。
4月13日(土)福島3R・ダート1700m戦に吉田隼人騎手で出走を予定している。
勝ちます。
断言していいのかなあ。
いや、もう一度言っちゃおう。
勝ちます(キッパリ)。
根拠は?
それを今から書きます。
(2)勝つ根拠
かつて、このブログで産駒がまだデビューする前にマインドユアビスケッツ産駒が活躍することを予測した。
そのときは、根拠がぼんやりしていて、うまく言葉にできずに何か直感のようなもので書いていた。
だが、いまやっとマインドユアビスケッツ産駒が走る理由がわかった。
結論から書くと、産駒の最大の特徴はテンのダッシュ力にある。
多頭数のダート戦ではスタートで遅れをとってしまうと、挽回することが難しい。
後ろから行くと、キックパックの砂を被ってしまって嫌気をさしてますます走らない。
だから、この「スタートが速い」というのは最大の武器になる。
代表産駒のデルマソトガケも見事にスタートダッシュを決めてUAEダービーを逃げ切った。
産駒はスタートを決めてそのまま好位から逃げ先行で押し切る競馬を得意としている。
今日(4月6日(土曜日))、福島の3レースと6レースのダート1700m戦でマインドユアビスケッツ産駒のアスクヒロイズガイとウィズザドリームが先行して押し切り勝ちをした。
それで、同じ福島の1700m戦を迎えるビスクウィザードにもチャンスがある。
そう思った。
産駒の先行スタイルは、直線の短い地方の競馬場に合っているかもしれない。
マインドユアビスケッツ産駒のコース別成績を調べてみた。
データは KeibaJist さんからお借りしました。
マインドユアビスケッツ産駒は福島よりも札幌、新潟、中京、小倉のほうが勝率がいい。
直線の短いコースが合うという指摘に新潟競馬場では矛盾するのではないか。
そう思われる向きもあるが、この新潟コースでの勝利は4勝中3勝が芝コースでのものだ。
私はダートコースでの適性の話をしている。
地方が得意の反面、東京、阪神、京都の勝率が芳しくない。
やはり、スタートを決めてもそのまま逃げ切れるほど、これらのコースは甘くない。
長い直線で後ろからくる馬に差されてしまう。
ビスクウィザードが東京と阪神で勝てなかった理由がわかった。
今回の時計は一週前(4月4日(木))の追切で、6F82.9-67.7-51.9-35.6-11.3秒(CWコース、併せ馬)をマークしている。
万全に仕上がった。
(3)最後に予言
もちろん、競馬は相手関係や天気と馬場状態、枠順、騎手、レース展開などの相互作用で勝敗が決まるもの。
まだ出走メンバーや枠順も決まっていない段階での勝利宣言は早計のそしりを受けてもやむを得ない。
でも、おっちょこちょいで早とちりの私はつい書いてしまった。
レース前から勝ちますなんて書いたのは、このブログを8年続けてきて初めてだ。
ジェンティルドンナのときでえレース前には不安で不安で仕方なかった。
勝つと言って勝てれば、有言実行でカッコいい。
でも負けちゃったら、無様でみじめでカッコ悪いだろうな。
福島は軽量の新人ジョッキーが大挙押しかけてきているから、軽い馬にまんまと逃げきられてアウト! なんてことも無きにしもあらずなんだよなあ。
ちなみに、マインドユアビスケッツ自身はドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200)を2017-18年と連覇したけれど、いずれも後方から猛然と追い込んできて勝った。
産駒のレースは父に似ないこともあるんだなあ。
そう考えると、本当にサラブレッドって不思議だとつくづく思います。
最後に予言します。
マインドユアビスケッツ産駒はまだまだドバイで勝つ馬が現れます。
それがビスクウィザードである。
とまでは、さすがに図々しすぎて言えない。
ビスクにはムリゲーだと思う。
ビスク以外のマインドユアビスケッツ産駒頑張れー、とだけ言っておきます。