今日、社台・サンデーサラブレッドクラブ2016年度募集の結果発表。

第一名義(1頭のみ希望)

第一希望:マルペンサの15       ○
第二希望:サプレザの15        ―
第三希望:バックシートリズムの15  ―

第二名義(1頭のみ希望)

第一希望:リッスンの15         ―
第二希望:ルミナスポイントの15    ―
第三希望:ブーケフレグランスの15  ○

マルペンサの15の当選とリッスンの15の落選は予想していた通り。
だから、今年はあまりドキドキしなかった。
第二名義は全部落選を想定していたので、
ブーケフレグランスの15の
当選は意外というか、当惑に近い。
馬体どうこうよりも、母系の血統の妙味と新種牡馬のロードカナロアに惹かれて、適当に書いたのが当たった、というのが正直なところ。
高柳厩舎は去年は年間25勝で、調教師リーディングの40位。
今年はちょうど半年終えた時点で16勝で20位と、年を経るにつれ、勝ち星を重ね、順位を上げてメキメキと頭角を表わしている関東の若手なので、まずまずの期待は持てそう。

ブーケフレグランスの15は馬体重が重くなりすぎなければ、そこそこに楽しめるのではないかと期待できます。

マルペンサの15は柔らかそうな筋肉とクッションのきいた歩様で、高い芝適性を感じさせる馬体と動きです。
今年は高額&良血牝馬の豊作当たり年なので、人気が分散して出資が叶いました。
 
この馬が思ったよりも人気がなかったのは、上記の事情とあとひとつ、高い価格設定にあるかと思います。
上のリナーテがステイゴールドの父で100万円。
父がオルフェーヴルに代わり、一気に50万円もUPした。
これは、値付けの時期がダービー前で、おそらくは兄のサトノダイヤモンドがダービーを勝つことを織り込み済みの価格なのではないかと勘ぐってしまうほど高い。
フライング価格と言ってもよいかと。
それでも、馬自体の出来はいい。
同じオルフェーヴル産駒で、社台のサプレザの15は牡馬で200万円。
値付け設定として、牝馬は牡馬の半額と考えるなら、
マルペンサの15はもし牡馬なら少なく見積もっても300万円(総額1億2000万円)となる。そうなると、オルフェ産駒で、いまのところ最高価格。
価格が牧場の期待度を表わすなら、
マルペンサの15はオルフェーヴル産駒の希望の星一番手といった評価を下しても間違いではないでしょう。
無事に育って、クラシックに乗ってもらいたいところです。

もちろん直前まで出資を検討していた
サプレザの15も応援してゆきます。最初にひと目惚れをしたのは、こちらなのですから。
1口200万円は高額ですが、G1級の活躍をすれば、今から考えれば安い買い物だった、てなことにもなるかもしれないのが1口競馬です。