なかったことにする薬膳とエイジングケアの簡単薬膳でアラフィフからのカラダを整える、大阪・枚方の簡単エイジング薬膳講師・エイジング料理研究家、モーリーこと森澤孝美です。
少し気温が下がって来ると、煮込んだものが美味しくなります。色々なところで耳にする薬膳カレースパイスについてです。
使ったスパイスのうち、漢方薬にも使われるものがこれだけ。アーユルベーダではセージ、コリアンダーも使われるのかもしれません。
◆シナモン(桂皮・桂枝)
◆クローブ(丁子)
◆カルダモン
◆クミン
◆ターメリック(秋うこん)
◆花椒
◆コショウ
◆ガラムマサラ
これらはすべて強度の差はあっても全て温める性質があるもの。ちょうど切らしていましたが魚料理に臭い消しとして使われるフェンネル(ウイキョウ)も温めるハーブでスパイスです。
特に、注目したいのはシナモンやクローブ、カルダモン、クミン、花椒などはお腹を温めるということ。フルーツポマンダー作りにも使うシナモンやクローブは強い殺菌効果もあるということ。
生の生姜のように、カーッと暑くなるけれどその後引く時は熱を奪うのではなく、中から温めるので生の生姜を食べて汗をかいた後のように寒くなることはありません。
シナモン、ターメリック、花椒は冷えによる痛みを抑制する効果もあります。花椒には冷えから来る腹痛、胃痙攣の改善や下痢止めの効果もあると言われているのは驚きです。
花椒って、麻婆豆腐に使われている香りのよい香辛料ですね。大好きなんです。
煮ているカレーの火を止める直前に入れるガラムマサラ。強い辛みと強力に温める性質があります。
今回、これをよく調べてみたら、10種類のスパイスがミックスされているということを知りました。
言うなれば、これがあればいろいろなスパイスを調合しなくてもいいわけですよね?S社のカレー粉はスパイスだけでできているので薬膳カレーにおススメですが、このカレー粉とガラムマサラだけでも良いかも?
ただ、かなり辛いのでお子さんには不向きだと思います。
わが家は、まだ市販のカレールーを使っていた頃、娘のカレーを取り分けて、それ以外にガラムマサラを入れていました。
ガラムマサラも強く温め、痛みの改善に効果があるだけでなく温めることで気や血の巡りが良くなります。
こうしてみてくると、カレーに使われるスパイスってカラダを温めて気や血を流し、殺菌や抗菌効果もある!なんてステキなんでしょう。
良いことずくめのスパイスですが、一人一人、体質もその日の体調も違うのだから、万人向けのものは無いということ。
当然、この温め系のものを避けた方が良い人もいます。それは、カラダに熱がこもっているタイプ。それから、妊婦さんも大量に摂るのは止めた方が良いですね。
そして、ホットフラッシュの出ている更年期世代の方も。中医学ではカラダの潤い不足から出る症状と言われているからです。
それから、カラダのどこかに炎症が起きている時は、温めると症状が悪化するので、避けてくださいね。
激辛にはくれぐれもお気をつけて!
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