今日はクリスマスイブですね・・・
息子は産まれて初めてのクリスマスイブ
娘達はまだまだ本気でサンタさんがいると信じています・・・
クリスマスツリーの脇にミルクとクッキーを準備すると昨日までハリキッテいたのに
長女は胃腸炎まっただ中
次女は胃腸炎回復したけど、風邪気味・・・
ということで我が家はクリスマスパーティなし
ハッピーなクリスマスの時期に私はいつも思い出すことがあります・・・
7年前の今頃・・・私の父は抗がん剤治療をしていまして、ちょうど別な薬に変えましょうなんてお医者様から提案されていた時期でした
地元で名医と言われる方に夏の頃執刀していただき、胃を2/3切除しました。
その後抗がん剤治療を続けていてそこそこ経過は良好だったように思います・・・
ところが、その別な薬にかえてから1か月ほどで、坂から転げ落ちるような勢いで父の容体はどんどん悪くなっていきました・・・
そして、余命1か月の宣告
お医者様ってすごいですよね、きっちり1か月後に父は亡くなりました
身長180cm体重も80-90kgがっしりした体格のいい父でしたが、頬はこけ、筋肉は落ち、太いあばら骨が数えられるくらい痩せ、骨盤が分かるくらいお腹はぽっかりと穴があいたようにへこんでいました・・・亡くなる寸前、『お父さん』と声をかけた時、今まで閉じていた目がうっすら開きこちらを見てから亡くなったあの瞬間を今でも鮮明に覚えています...
医者の言うとおりに治療を行い、言うとおりに抗がん剤治療をしていたにも関わらずなぜ父は助からなかったのか・・
友人のお父様も同じように胃を2/3切除し今でもお元気でいらっしゃるのになぜ、私の父は生きられなかったのか・・・
煙草も吸って、お酒も飲んで、食べることが大好きで、好きなものは喉までいっぱいになる程食べていた父
虫歯があるのにとうとう治療にいかなかった父
製薬会社の営業職だった父
風邪をひくと『パ〇ロン』を『リ〇ビタンD』で飲んでいた父
がんになる要素満載ですね・・・
薬を飲む
食べ物を食べる
この行為はどちらも身体の中に入れるという点で同じ
その受け入れる側の身体は生きていくため常に各器官がバランスをとりながら活動していて、その活動のためには酸素や水が必要でそして食べ物も必要ですが、何でもいいわけじゃない・・・
何を身体に入れるのか?
これが大事なんだな・・・と
父が最期に教えてくれたことはそれなんじゃないかと思うようになりました
年齢を重ねてくると頭でっかちになってきて本能的な自分の身体の声が聞こえなくなってきます
お昼だから食べるではない、お腹がすいたから食べるという本能的な感覚
長女は今日水とリンゴのすりおろししか身体に入れていません
そう彼女の身体が言っているからです
今胃腸炎と身体が戦っています、そのために熱が出ています
下痢を止める整腸剤だとか吐き気を止める薬だとかはいらないです今は
身体が出したいと思っている反応を止めてはだめなんだと思っています
身体は生きるために機能しようとしていますから・・・
出し切るのがいい
もちろん私は医者ではないので診断はできないです
私にできることは娘の様子をきちんと見ていることです
様子がおかしいと気づけるように
今夜はぐっすり眠れるといいな・・・