先日テレビを点けたら
何やら馴染みのある芳香成分の名前が
聞こえてきて「え?」ってなりました。
「住まい・アレルギー」がテーマの
その番組のなかで出てきたのが
α-ピネンという成分。
テレビでもさらっと言ってましたけど、
α-ピネンってアロマテラピーでも
よく出てくる芳香成分の一つなんです。
番組内では“かおり成分”とよばれていましたが、
「森林浴の香り」と言われる
森の中で爽やかににおってくるあの香り。
芳香成分類だとモノテルペン炭化水素類の中の
1つに数えられる芳香成分で、
強壮作用という固有作用を持っています。
「強壮」という名の通り、
心と体を元気にしてくれる
芳香成分なのです。
でも番組の中では
「リラックスさせて血圧や心拍を下げる」って
紹介されてたんですよね。
ん?と思って調べてみたら、
ナードのケモタイプ精油事典に
詳しい記述がありました。
それによるとα-ピネンは
脳の血流を増やして頭の働きをよくする面がある一方、
低濃度で利用すると末梢神経を広げて血流を増やし、
手先を温めたり脈拍数を減らして安定化させたり、
といったことが確認されているそうです。
リラックスさせてくれる副交感神経の働きを
よくしてくれる効果もあるので、
そういうのが
「嗅ぐとリラックスして、血圧や心拍が下がる」
という現象に繋がっているんでしょうね。
この場合、「低濃度で」というのが
ポイントなのではないかと思います。
森林浴していて香ってくるα-ピネンって
かおり成分がギュッと凝縮された精油と違って
ものすごく低濃度ですよね。
なので、リラックスできる。
逆に、精油を高濃度で利用した場合、
交感神経を高ぶらせてめっちゃ元気にしてくれる。
α-ピネンはそういった“かおり成分”なので
濃度に要注意!です。
ヒノキの香りをディフューズさせた部屋で
睡眠をとってもらったら
免疫機能を担うNK細胞が活性化した
という実験結果もあるそうです。
どのくらいディフューズさせてたんだろう?
という疑問はちょっとありましたが。
心と体を元気にしてくれるのは、
低濃度で使ってリラックスすることによって
免疫力の底上げをしてくれるからなんですね。
赤ちゃんもリラックスするので、
これは人間が動物として
もともと持っている性質なのだそうです。
昨年5月末に関西へ行った際も
とても心地よい体験をしました。
α-ピネンって
サイプレスやジュニパー、
ブラックスプルースなど
樹木系の精油に多いのですが、
それ以外にも沢山の精油に
含まれています。
それぞれ含まれる量は異なりますが、
好きな香りで癒されて免疫アップ!
最高ですね
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