精油って同じような名前でも
実は違う種類というものがあります。
例えば、先日書いたラベンダー、
『そのラベンダー、本当にあなたが使いたいラベンダーですか?』
この時にもでましたが、
違いを見分けるのに役立つのが
“学名”です。
学名というのは、
世界共通で生物の種および分類に付けられる名称である。
全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、
一つの種に対し有効な学名は一つだけである。
(学名:Wikipediaより)』
精油も、ブランドによって
たまに名称が異なっていたりします。
Aromanoで基本的に使っている
プラナロム(Pranarom)では
“ローレル”と呼ばれている精油は、
生活の木では“ベイ”と呼ばれています。
ローレルの学名は“Laurus nobilis”ですが、
ローレルの英名がベイ(Bay)なので
それぞれの名称になったと思われます。
プラナロムの“リトセア”は
他では“リツエアクベバ”となっていたりします。
リトセアの学名は実は2つ存在していて、
“Litsea cubeba”と“Litsea citriodora”です。
プラナロムのリトセアは
Litseaを単純にカタカナ表記にしたもので、
生活の木のリツエアクベバは
“Litsea cubeba”をまんま呼んだものっぽいですね。
ちなみにcitriodoraは
リトセアがレモンのような香りがするところから
つけられた学名だと思われます。
同じレモン様の香りがするユーカリ・レモンも、
学名が“Eucalyptus citriodora”なんですよね。
商品名が違っていても、
精油はパッケージに必ず学名が書いてあるはずですから、
それを確認すれば自分が求めている精油かどうか
ということは分かります。
精油を買う際、必ず確認して頂きたいのが、
◇ 学名
◇ 蒸留部位
◇ 産地
◇ ロット番号
◇ 消費期限
これがない精油は、
品質的にちょっとどうかな~?
と思っちゃいます。
後、間違えやすいのが
“ラヴィンツァラ”と“ラベンサラ”。
プラナロムにはラヴィンツァラしかないのですが、
生活の木には“ラヴィンツァラ・シネオール”と
“ラベンサラ”があります。
ラヴィンツァラの学名は
“Cinnamomum camphora CT (Cineole)”で、
ユーカリ・ラディアタと構成成分が似ています。
1,8シネオールを多く含むので
喉の不調などに良い精油と言われています。
誘眠作用も結構強いので、
眠れない時などに少し枕元で香らせると
穏やかに眠りに付けます。
生活の木のラヴィンツァラ・シネオールは
こちらになります。
一方、
ラベンサラの学名は“Ravensara aromatica”で、
NARDのケモタイプ精油事典に載っていないので
詳しい成分構成は分からないのですが、
調べてみるとリモネンを多く含む精油のようです。
リモネンは柑橘系の精油の大部分を占める成分で、
ラヴィンツァラの1,8シネオールとは
働きも香りも全然違う!
間違って買っちゃったら大変です。
こういう間違いを防ぐためにも、
学名は覚えておいた方が良いです。
別に書けなくても、
チラッと見てどの精油か分かればOKかと。
精油は安いものではないので、
間違って買ってしまったりすると
そりゃぁ凹みます
紛らわしい名前の精油も結構あるので、
学名を覚えておくと間違えずにすみますよ!
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
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