貴船神社の奥宮は不思議な場所でした

旅レポ、まだ少し続きます

京都・奈良の旅、最終日はソロ活

“緑紅葉が綺麗で良い季節だから”と友人に勧められて

貴船神社まで足をのばしました。

『緑紅葉が最高に綺麗でした～京都貴船神社』

『お水が綺麗な貴船神社では、水占みくじをひいてみよう！』

『貴船神社へ参拝したら、是非その先へも行ってみましょう！～中宮結社』

中宮を過ぎてまた川沿いの道を歩いていくと、

昔貴船神社の本殿があったといわれる

奥宮があります。

貴船神社まで行ったなら、

やはりこちらまでお参りしたいものです

相生杉を過ぎてまた少し行くと

奥宮の鳥居が見えてきます。

この鳥居のすぐ先にかかる橋は

「思ひ川」という小川にかかっています。

元々はこの小川は「禊の川」で、

参拝者がここで身体を清めたところだそうです。

夫婦仲が冷え切っていた和泉式部が

旦那様の心を取り戻そうとこの貴船神社を参拝し

みごとまた仲良し夫婦になったとか。

なのでこの小川を「思ひ川」、

奥宮への道を「恋の道」と呼ぶようになったそうです。

赤い春日灯篭のある

杉木立を過ぎていくと

奥に朱塗りの楼門が見えてきます。

ここまでくると観光客は少なく

厳かな雰囲気、、、、ですが、

緑が綺麗でとても穏やかな気持ちにもなります。

この楼門を入ると中が【奥宮】ですが、

元々は本社がここにあったそうです。

楼門をくぐってすぐ左手に御神木の

“連理の杉”があります。

夫婦・男女の仲睦まじいことをいうそうで、

杉と楓が和合したものは珍しいそうです。

先ほどの“相生の杉”も良かったですが、

ここも凄く心地よい場所でした。

触れてパワーチャージはできませんでしたが

楼門の目の前はちょっとした広場になっていて、

その先に拝殿と本殿があります。

拝殿がまるで

舞を奉納する舞殿のようだと思っていましたが、

調べてみたら拝殿と兼ねている神社もあるそうで、

こちらはそうなのかな

と。

こちらの本殿の下には“龍穴”があり、

江戸時代に本殿修理が行われた際、

大工がうっかり龍穴の中にノミを落としたところ、

いきなり空がかき曇り、突風が起こって、

ノミが空中に吹き上げ戻されたという

伝説が残ってるようです。

こちらは日本の三大龍穴の一つと

言われているそうですね。

拝殿の左側には

玉依姫命が乗ってきたという黄船

（貴船の語源になったとも）を隠した

「船形石」があります。

交通安全・航海安全のご利益があり、

ここの小石を持ち帰ると良いそうです。

私は、なんか恐れ多くて、

岩に触れさせていただくだけでした。

本殿の向かって右側には

かつて貴船神社の本宮があったとされる場所がありました。

凄く神聖な場所なんですが、

空気がなんだかとっても穏やかで、

ホンワカした気持ちになった不思議な場所でした。

貴船神社創建の地であり、森に囲まれた神聖な場所です。御鎮座伝説に伝わる玉依姫命（たまよりひめのみこと）が乗った黃船は、人目に触れぬように石で包み囲んだと伝えられ、今も苔むして奥宮本殿の側に祀られています。本殿の真下には「龍穴（りゅうけつ）」と言われる大きな穴が空いており、その上に社が創建されました。龍穴は人目を忌むべき神聖なものから、誰も見ることが許されておらず、貴船神社の龍穴は日本三大龍穴のひとつとされています。（神社HPより）

ゆっくり貴船神社の本社、中宮、奥宮を参拝した後、

川床でお昼をいただき、涼んでから鞍馬山へ。

貴布禰総本宮貴船神社貴船神社は万物の命の源である水の神を祀る、全国二千社を数える水神の総本宮です。