以前、柑橘系の精油についてお伝えしました 
柑橘系の代表「レモン」さん。
フレーバーとして食品関連でも利用される香りなので
親しみやすさはあります。
でも、このブログに書いたように
“光毒性”という禁忌があるので、
スキンケアアイテムには
ちょっと使いづらいところもあります。
ただ、お肌に働きかけて
若々しく保ってくれるような働きがあり、
美肌用の基礎化粧品にも
使用されているようです。
でも禁忌を考えたら、
夜のお手入れアイテムに使うのが正解かな。
消化器系に働きかけて不調を改善してくれたり、
血管を拡張させてくれる働きにより、
血流を促してくれたりします。
学名のCitrusは柑橘系の分類で使われます。
オレンジはCitrus sinensisですし、
グレープフルーツはCitrus paradisiiです。
主要成分は
モノテルペン炭化水素類のリモネンさん。
柑橘系に共通して多く含まれる成分です。
柑橘系の香りは
気持ちも明るくしてくれるので好まれることが多く、
空気清浄もしてくれる働きがあるあります。
なので垂らしてお部屋に香らせるだけの芳香浴や、
アルコールで希釈して
ルームスプレーなどにしても良いと思います。
レモンは「皮膚塗布する場合には要注意」ですが、
“レモンっぽい香りがする精油”って
実は他にもあるんですよね。
使い方はそれぞれ違いますけど、
共通項もあったりします
たとえばこちらの「ユーカリ・レモン」さん
学名にはCitrusはついてませんが、
citri、、、ってちょっと“っぽい”のがついてますよね。
odorってラテン語で「におい」って意味らしいです。
「柑橘系っぽいにおい」ってことなのかな
主要成分は
テルペン系アルデヒド類のシトロネラールさん。
これが蚊よけに良いと言われてるんですよね。
炎症を抑えてくれたりする働きもあり、
肩こりや関節炎、筋肉痛などの
レシピにも登場しますが、
皮膚刺激がある成分を含むので、
濃度にはちょいと注意が必要。
抗菌作用もあるので、
感染症対策にも使えます
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