ご訪問ありがとうございます。
昨日は、手島佐枝子せんせいによる
『自然療法のための素材学~植物油脂』
を、zoomにて受講しました。
こちらは全6回シリーズの第一回目で、植物油脂について学びます。
アロマテラピーを学ぶ過程で必ず出会う「アブラ」ですが、“油”と“脂”の違いって考えたことありますか![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
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ざっくりわけると、常温で液体のものが油(Oil)で、個体のものが脂(Butter)です。
精油を希釈するのに利用する植物油は、常温で液体なので“油(Oil)”ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/19/aroma-school-aromano/41/07/j/o1080060714914781115.jpg?caw=800)
超有名なシアバターなどは、常温で個体なので“脂(Butter)”になります。こちらも精油を希釈する時にも使いますが、植物油と合わせて利用することが多いかと思います。
今回の講座では、基本的に植物油脂とはどういうものか、その化学構造や組成成分、酸化のことなどなどを学びます。
ヨウ素価とは
乾燥性の強弱とは
その植物油脂の特徴的な性質や酸化しやすさが、どういった側面から来るのか
ちょっとリケジョ的な内容でしたが、アロマのインストラクターなどで学んできたのでこの辺りは大体理解できました。
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が、この後の「精製と未精製」のところが私的には興味深かった![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
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こういったアロマテラピーの基材って、色やニオイをとってしまう「精製」されたものと、その素材そのものの持ち味を活かした、採れたまんまの「未精製」のものがあります。
私は手作りコスメで使うことも多いので、色やニオイのない「精製」のものを使うことが多いです。そちらの方が純度が高いので保存性もよく、“不純物”が取り除かれているのでアレルゲンにもなりにくいそうです。
でも、「未精製」のほうが、もともと原料が持っている栄養成分が残っている為に、栄養価が高いと考えることもあるそうです。そして、その栄養成分があるため、変質しやすい傾向にあるとか。
この取り除かれたものを“不純物”ととらえるか“栄養成分”ととらえるかは、どちらを重要とするかで違ってくる。同じものでも、見方によって違ってくるんですね。
化粧品原料として考えた場合は、“不純物”は宜しくないので、徹底的に取り除くそうです。そして、必要だと思われる成分は、後で添加するとか。化粧品原料もいろいろで面白そうです。
この後は、どのように植物油やバターを使っていくと良いかといったお話と、レシピを二つほど教えていただきました。今回オンラインのため、座学のみで実習が無いのが残念
ですが、手元にある材料で作れそうなので、作ってみようかと。(ホントか![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
)
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手作りコスメでもお世話になりまくりのバターたち![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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もう説明不要と思われるシアバター ![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210323/19/aroma-school-aromano/a5/55/j/o1080081014914781117.jpg?caw=800)
“シアベルト”と呼ばれる西アフリカの国々原産です。
普段冷蔵庫保存にしてるので、モソモソした感じがするのですが、なぜなのかが今回の講座受講して判明しました
入っている成分毎の凝固点が違うからなんですね。
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そしてこちら、ブラジルが主産地のムルムルバター ![ダウン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif)
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南米にはバターが多いそうです。ヘアケア製品に使われることも多いようですね。私はファンデーションで使うことが多いですが、これでヘアバームとか作ると良いかも![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
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インドやマレーシアなど東南アジアが主産地ですね。メキシコなどでも採れるそうです。
ぽそぽそというか、もそもそというか、ちょっと不思議な感じがするバターですが、もともとはマンゴージュースを作ったあとの種からたまたま採れたバターとか
塗ってみたらお肌に良さげ
てことで、保湿剤として最近ちょっと話題になっているそうです。
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それぞれの産地を見てみたら、バターが採れる主なところって南米とか東南アジアとかアフリカとか、温かいところが多いんですよね。バターが常温で固形なのは、温かいところで育つからなのでしょうか
お可愛らしいのに、中身はめっちゃリケジョな佐枝子先生。今回も“なるほど”な講座をありがとうございます
(2021年1月:『精油の原料となる植物油脂のはなし』)
こちらの講座は全てオンラインで、単発での受講も可能です
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