ご訪問ありがとうございます。
10月にスタートした林真一郎先生による『アロマサイエンス アドバンスコース』。
12月16日の最終回のお題は、『注目される精油の機能性とその活用法』でした。
毎回数ページあるレジュメが今回ペラ紙1枚だったので、「これで2時間もつんだろうか」なんていらん世話&失礼なことを思ったりもしましたが、最終回もモリモリでした
今回は:
① 精油の新しい研究報告
② 植物油の新しい研究報告
③ 芳香蒸留水の新しい研究報告
④ アロマセラピーの今後の可能性と展望
という、最新の研究報告に関する情報と、これからアロマセラピー/アロマテラピーが発展していくであろう分野における現状をうかがってきました。
精油では、ゼラニウムやユーカリ、グレープフルーツといった馴染みのある(西洋から渡ってきた)精油に加え、最近注目されている日本産の北海道モミや青森ヒバ、沖縄月桃などの身体に影響を及ぼす働きなどのお話がありました。
え精油でと思われるかもしれませんが、日本産精油も、集中力アップとか、免疫強壮に役立つとか、眠りに入るのを助けてくれるとか、特徴がいろいろ分かってきているそうです。
植物油や芳香蒸留水も、その経皮吸収やストレスに関する新たに分かった研究結果など、現時点で最新と思われる情報が聞けました。
ローズウォーターはやっぱりお肌に良いんですねどんどん日常のスキンケアに役立てていこうと思います
最後の今後の可能性と展望ですが、日本ではなかなか声を大にして言いづらい医療や緩和ケア、高齢者の介護領域にも、これからアロマは益々役に立って行くのではないかというお話でした。
精油って「香らせるだけでOK」という実はとってもお手軽な半面、思った以上に働くものでもあるので、その辺りの認識をしっかりお伝えしながら、ガチガチの医療の分野にも少しずつ浸み込んでいきたいですね~ <=言いかた
最後、池田先生も一緒にzoom受講の皆様へご挨拶をされてるところの舞台裏
今までの講座レポはコチラ
1回目は『精油の構造分類による作用と特徴』ということで、精油成分を構成するモトになる分子と構造から、それぞれの特徴や作用を学びました。
2回目の『精油の構造分類による作用と安全性』では、1回目で学んだ精油の構造分類を、官能基という分子の化学反応の性質を決める部分と合わせて学びました。その官能基によって毒性などの反応性が概ね決まるのですが、それから各精油の特徴を見ていきました。
3回目は『精油の薬理作用と抗菌作用』で、薬理作用/機能性とは何か薬が身体の中でどのように作用するのかというところを最初に学びました。
4回目は、『精油の体内代謝と薬物相互作用』で、精油がどのように身体の中に入るのかどのように体内で動いて体外へ出ていくのかということと、精油とお薬の相互作用などと具体例をいくつか教えていただきました。
今回の講座で学んだことも、来年のアロマの講座に肉付けしてお伝えしていきますね
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
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