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昨日は、2月から日吉のトトラボさんにて受講している
『ミツバチ講座~アピテラピーの視点から』
の4回目、最終回でした。
①~③の講座レポはコチラ
『はちみつ講座 アピテラピーの視点から①ミツバチの生態と生産物』
『はちみつ講座 アピテラピーの視点から②アピテラピーとしてのミツバチ生産物』
『はちみつ講座 アピテラピーの視点から③アーユルヴェーダとハチミツ』
これまではミツバチの生態や生産物、そしてアーユルヴェーダの中でハチミツがどのように扱われているかなどを学びましたが、最終回は、
『ハチと植物。 と、人の関わり』
はちみつというのは、ミツバチが植物から採取してきた花蜜から出来ています。ミツバチは植物から蜜をもらい、巣箱の中に貯蔵して幼虫のご飯にしたり、越冬のためのえさにしたりします。
そして、植物はミツバチに花粉を運んでもらい、子孫を残すためのお手伝いをしてもらいます。植物は自分たちが生き残るために、そのお花の色や形、香りはもちろんの事、花が咲く時間までもコントロールして、ミツバチをはじめとする昆虫たちを呼び寄せるそうです。
どちらもそれぞれ、フェロモンだったり植物の揮発成分だったりを出して、それぞれ必要なモノを引き寄せようとします。それはどちらも相互にメリットがある、WinWinの関係です。
が、私たち人間は、ミツバチが集めてきた花蜜(はちみつ)を食べ、プロポリスを健康増進に役立て、ミツバチの生産物であるミツロウを化粧品の材料として利用してきました。ホントにお世話になりっぱなしなんですが、そこにはWinWinではなく、何か一方的に利用してるだけのような、ちょっと残念な感じがする関係性がみえます。
少し前ですが、アメリカで大量のミツバチがいなくなってしまうと言った事件がありました。CCD(Colony Collapse Disorder;蜂群崩壊症候群)と呼ばれるそれは、その後アメリカだけでなくヨーロッパや日本でも起こりましたが、原因は不明だそうです。
問題は1つではなく、農薬や抗生剤や除草剤などなどいろいろ複合的に絡み合ってるようです。でも、ミツバチがいなくなると受粉出来なくなる植物があるわけで、そうすると私たち人間の食べ物が減る~>無くなる、といった怖い図式が出来上がります。
途中、アメリカの養蜂家(ミツバチ)の様子を追ったドキュメンタリー映画の予告編も少し見せてもらいましたが、ミツバチが減っているのは事実で、それに対して私たちが出来ることは何か?ということを、きちんと考えていく時期に来てるのかもしれません。
毎回実習で何かしら作ったりするのですが、今回は事前に実習用のハチミツを送って頂き、テイスティングをやってみました。
スプーンやお水も用意して準備完了。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
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