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来客があるのでちょっと散らかっていたダイニングテーブルを片付けていたら、こんなモノを発見
数日前に使った精油瓶を、届いた封書の上に放置していたら、精油が垂れていたようで、瓶底の形まんまに宛名のところのフィルムが溶けておりました。
で、ちょっと思い出したのが、2018年に受講した久保田いずみ先生のこちらの講座での実験でした。
精油の基本成分である炭化水素類の一つ、リモネン。オレンジやレモンなど、柑橘系の精油の大部分を占める成分ですが、化学的な組成が発泡スチロールと似ているため、それを溶かしてしまうんですよね。
実際にレモンの精油を垂らして暫く置くと、じわじわと溶けて穴があきました
もちろん人間の身体(皮膚)と構造が違うので、精油が手についてしまったからといってすぐさま皮膚が溶けるなんてことはありません。ただ、“それだけ強い化学物質である”ということは、心に留めておいた方が良いです。
勘違いしてしまいがちなのが、
「100%天然 = 100%安全」
という、“神話”です。
精油は植物が体内で作りだした芳香分子の集合体です。100%天然というとなんだかふわっと「安全」と思ってしまいがちですが、決してそんなことは無いんです。
アロマテラピーをきちんと学ぼうとすると、基本としてまず最初に言われるのが:
「精油は原液塗布しない」
「精油は飲まない」
という事。
「毒の科学」という本の中でも記述がありますが、使う量や頻度を間違えれば、精油も含めて全てのものは“毒”になり得るんですよね。
毒の科学 毒と人間のかかわり 史上最強カラー図解 毒はどのよ [ 船山信次 ]
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あまりこういう事ばかり書くと、「アロマテラピーって怖い・難しい」と思われるかもしれませんが、精油成分を理解するために、精油の化学を少しでも学んでみる事をお勧めします。
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