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昨日はナードの会報誌最新号Vol.143に載っていた、ケモタイプ精油を使ったフレグランスを作ってみました。
ナード・アロマテラピー協会の初代会長で、7月に急逝された三上先生が考案された「トロイメライ」というブレンドです。
サイプレス、ゼラニウム・ブルボン、ネロリ、ベルガモットを1滴ずつに、ラベンダー・アングスティフォリア、レモン、ローズを2滴ずつをビーカーに入れていきます。これに無水エタノールを10㎖入れ、香水瓶に入れて完成。
この段階ではまだアルコール臭がすごいので、2～3週間置いてから使います。
今回のブレンドに使われている“ローズ”には、大まかに分けてローズ・オットーとローズ・アブソリュート（Abs.)の二種類があります。これは精油を採る際の方法の違いで、水蒸気蒸留法で採られたものが“オットー”、有機溶剤抽出法で採られたものが“アブソリュート（Abs.)”になります。
水蒸気蒸留法は高い熱をかけて水蒸気に精油成分を出すため、熱で損なわれる成分や大きな分子の成分は出てきません。一方、有機溶剤を使って精油を抽出するAbs.の方は、熱をかけないので損なわれる成分もなく、実際のお花の香りに近い精油が採れると言われています。
NARDの資格認定コースで利用するプラナロム/ケンソーのローズは、水蒸気蒸留法で採油されたローズ・オットーになります。このローズ、10℃くらいの温度で固まってしまうので、冬はなかなか出てきません。（私は精油は通常冷蔵庫保存しているので、夏でも固まってますが
）
）こういった場合は、精油瓶を握りしめて温めます。暫くすると体温で精油が液体に戻るので、普通にドロッパーから1滴、2滴、、と出てきます。
今回はレシピの5倍量をビーカーでブレンドしてみました。
これを使って、フレグランスとクレイファンデーションなどの手作りコスメを作ってみたいと思います。
Aromanoはアロマテラピーの教室としてスタートしました。
が、この2年の間に手作りコスメやクレイにはまり、気が付けばアロマの投稿ネタが激減
でも、手作りコスメにアロマは不可欠ですし、私の日々の生活でもアロマは欠かせないものになっております。あまりに普通なのでウッカリお伝えすることを忘れてしまいがちですが、今後はコスメやクレイに負けないくらいアロマに関してもお伝えしていきますね
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