ご訪問ありがとうございます。
バルセロナ観光には、便利な乗り放題のHola Barcelona Travel Cardをお勧めしました。
が、マドリードでは、乗り放題ではなく、10回乗車できる回数券にしました。何故なら、マドリードではバルセロナほど観光して回るところが無いからです。(あくまでも“私たち的に”ですが)
バルセロナと同じく、マドリードの地下鉄にも3種類の切符があります。
◇ Billete Sencillo (ビリェーテ・センシーリョ)
1回乗車券。5駅まで1.5€で、以降1駅毎に+0.10€加算。10駅以降は2.0€。
◇ 10 Viajes (ディエス・ビアヘス)
10回回数券 12.20€
市内の地下鉄と市バスに利用できる回数券。
3人まで複数で利用可能。
◇ Abono Turistico (ツーリストパス)
市内の地下鉄、市バス、Renfe近郊線が利用できる乗り放題パス。
1日券(8.40€) 2日券(14.20€) 3日券(1840€) 4日間(22.60€) 5日券(26.80€) 7日券(35.40€)
バルセロナでは差し込み式のカードでしたが、マドリードではSuicaのようなタッチ式のカードが採用されており、1回乗車券と回数券の場合は先ずこのTarjeta transporte publico(タルヘタ・ムルティ=マルチカード))を2.5€で購入する必要があります。
<タルヘタ・ムルティ 表?>
ツーリストパスの場合はカード料金が含まれているので、タルヘタ・ムルティは必要ありません。
<タルヘタ・ムルティ 裏?(上)とツーリストパス(下)>
(画像出典:https://www.crtm.es/billetes-y-tarifas/otras-tarjetas/turistica.aspx)
今回タルヘタ・ムルティ(2.5€)と10 Viajes(12.20€)で14.70€の支払いでした。
マドリードには正味5日間滞在しましたが、地下鉄を利用したのはセゴビアに行った時の地下鉄往復と、最後に空港に向かった時の片道2回だけ。二人で使ったので4回分は余ってしまいましたが、10年間有効なので数年後にまた来る予定で余らせました
<地下鉄改札>
今回はセゴビアに行きましたが、マドリードから日帰りで行ける観光地は他にも結構あって、マドリードの前に首都であったトレドや王族の保養地であるアランフェス、王立の大きな修道院があるエル・エスコリアル、アニス酒で有名なチンチョンなどへはバスや鉄道を利用していくことが出来ます。
<チンチョン>
地図で調べると各都市の鉄道駅は街の中心から少し離れたところにあることが多く、便数も少ないうえに料金がバスより高いので、近郊の日帰り旅行へは長距離バスを利用して行くことが多いです。
マドリードには長距離バスが発着するバスターミナルがいくつかあります。
今回行ったセゴビア行きのバスが出るのは、3号線のMoncloa(モンクロア)駅のバスターミナルでした。マドリードでは地下鉄やRenfe近郊線が通っているSol駅の近くに滞在したので便利でしたが、モンクロア駅へも4駅・1本で行けました。エル・エスコリアルへも、このモンクロア駅のバスターミナルから行けます。
今回初めて行かなかった(逆を言うと前回までは毎回行っていた)古都トレドへ行く長距離バスは、Sol駅から3号線でLegazpiまで行き、6号線に乗り換えてPlaza Elipticaのバスターミナル発着です。
<トレドのバスターミナル>
2013年に行ったアランフェスへはアトーチャ駅から鉄道で行った記憶がありますが、昔一人で行った時はバスを利用しました。アランフェス行きのバスは、地下鉄6号線のMendez AlvaroにあるEstacion Sur(南バスターミナル)発着です。
<アランフェスのRenfe駅>
<王宮前>
ちなみにチンチョンへは、6号線のConde de Casal駅の近くにあるバス停からLa Veloz社のバスで行けるそうです。私たちは友人に車で連れて行ってもらったのでバスは利用してませんが、1時間弱で行けるようですね。
<お祭前で闘技場になっていたチンチョンのマヨール広場>
マドリード滞在中に近郊の町へ出かける場合でも、宿の最寄り駅からバスステーションのある駅まで往復するだけだと思うので、回数券の方が無駄がないと思います。マドリードでお買い物をする場合、Gran Via(グランビア通り)やSol駅近くにお店が集中しているので、わざわざ地下鉄に乗っていくまでもありません。(行きたいお店が遠方にあるなら別ですが)
<グラン・ビアの夜景>
プラド美術館に行く場合でもSol駅から歩いて行ける距離ですし、途中で見つけたCafeで一休みしたり、立派な彫刻が施されている古い建物や教会等を見つけたり、歩いていてこそ発見できるスポットもあって楽しいです。
<ただ今大規模修繕工事中のアルカラ通りとサン・ヘロニモ通り>
王宮へも歩いて行けますし、途中の公園もフラメンコやギターなど大道芸をやってることもあって楽しめます。
<オリエンテ広場>
今回、マドリードでの予定は26日(金)の友人の結婚式だけで、他にはセゴビアに日帰り観光に行こうと言ってたくらいです。後はマドリードの中心地でお買物に回るくらいなので、そんなに地下鉄を乗り回す予定がなかったんですよね。なので二人で10回券でも充分でした。
駅員がいる改札では折り畳まれた地下鉄のポケットマップ(Plano de Bolsillo)がもらえます。駅員が居なくても、運が良ければ改札近くに置いてあることもあるので、見つけたらもらっておくと良いです。
<タルヘタ・ムルティ(左)とポケットマップ>
旅のスタイルでマッチする切符の種類は違ってくると思いますが、マドリードでどのように過ごすのか事前に調べて行けば、ぴったりのプランが見つかると思います
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
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