ご訪問ありがとうございます。
先月から受講スタートしたトトラボの村上志緒先生による
一回目は全ての物質のモトとなる「原子」と、イオン、分子、そしてモルってなんだろうという、化学の基礎を学びました。
段々と緑が濃くなり、とても良い香りのする木々や花々の間を抜けて、「ヴィヴィオのいえ」へ
第二回目は、「物質の結合と化学反応」
ですが、先ずはいろいろと楽しいシェアを
先日トトラボさんで、小田原のあきかわ農園での「ネロリ蒸留ツアー」を開催されたそうで、そのフレッシュなネロリの蒸留水と、少し寝かせた蒸留水をお試しで嗅がせていただきました。
フレッシュなネロリウォーターはまだ少し青っぽさの残るスッキリした香りがして、寝かせたネロリウォーターは甘くまろやかな香りになっていました。
なんでも、テルペン系が多いと青っぽく、それを熟成させてとばすと甘く良い香りになるとか。
そこでチンキの話になり、奥から登場したのが清里モミのチンキ
清里のモミを乾燥させたもの
これをウォッカにつけておくと、こうなります。
約半年前に浸けたものだそうですが、モミっぽさはほぼなくなっていて、これもとても甘い香りに 樹はリグニンという成分を持っていて、それが時間が経つと酸化してバニリンという甘い芳香のある成分になるそうです。
そんなこんなの話をしながら、楽しく講座スタート
今回も志緒先生の軽快なトークで化学の世界に引き込まれながら、
元素の周期表とにらめっこしながら、
◇ イオンとは?
から始まり、
◇ イオン結合
◇ 共有結合
◇ 水素結合
◇ 金属結合
など、原子同士の結合や、
◇ 極性
◇ 電気陰性度
◇ 化学反応とそのパターン
などを学びました。
今まで本で読んで文言は知っていたのですが、私はもともとゴリゴリの文系なもので、このような 『THE 理系』の話は大の苦手。でもアロマテラピーやクレイテラピーで化学を学んできたので、大体の内容も理解できるようになりました。
すらすらではないですけどね
避けに避けてきた理系分野が楽しくなってくるとは、自分でも驚きです
今回何と原子のイオンのお話から、
クレイの構造のお話も出てきました
モンモリオナイトはその構造上、たくさんの“水分”を取り込むことが出来ます。だから膨潤するんですね。
取り込むことが出来るのは、もちろん水分だけではないですが
女性が好むと言われるモンモリオナイトは、美容目的で利用されるクレイです。その“取り込む力”の強さで、お肌表面の汚れなどを取ってスッキリさせてくれます。
いろいろお話jは飛びましたが、最後に「化学反応」に関する実験をして終わりました。
化学反応とは:
その物質を構成する“原子”の組み換えが起こる変化のコト。
例えば水を凍らせて氷にしても、H2Oの形態が変わっただけで何かが結合したりして新たに原子が増えたり、分離してなくなったりしたわけではないので、それは“化学変化”とは言いません。
では、ガスに火をつけた場合はどうでしょうか?
これは、“ガス”という物質に“酸素”がくっついて燃えている、つまりガスと酸素が結合した反応で燃えているので、“化学反応”になります。
その“化学反応”の有様を見るために、三つの物質に火を灯してみます。
メタノール、エタノール、有機溶剤をそれぞれ燃やすと、どうなるか?
燃え方や燃えた後に残る物質が異なることが分かって、面白いです。
この後にももう一つ実験をしたのですが、それは受講してみてからのお楽しみということで
この『大人のための化学の基本』講座は毎年開催されているようです。秋からは『有機化学』に特化した講座だそうですが、来年の同じ時期にまた、この化学の基本があると思います。
アロマテラピーだとイオンの事までは学ばないのですが、クレイテラピーではクレイの特性として「イオン交換」があるので、このイオンとは?というところは必須。
プリントから結構脱線しまくりですが、村上志緒先生のお話は難しい化学の内容もかみ砕いて優しく解説してくださるので、本当に楽しいです。化学がちょっと苦手~と思ってらっしゃる方にこそ、お勧めしたいです
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せはコチラのメールへいただくか、
aromano.clay.handmaidcosme@gmail.com
下の申込フォームよりたまわります。
募集中の講座&ワークショップ