ご訪問ありがとうございます。
NARDとJAAの認定校
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
手作りコスメアドバイザ-;シカです。
今日は今年最後の大岡山HERB Storyでの、ドミニック先生の『クレイテラピー完全講座』でした。
今日の実習はホワイトカオリン100gを贅沢に使ったフェイシャルパック。午後の実習なのですが、クレイを綺麗なペーストにするのに時間がかかるので、来て先ずはクレイペーストを作りました。
クレイペーストの準備を終えたら、午前中はガッツリ講義。先月に続き、今月もクレイの構造から、シリカや酸化鉄、マグネシウムなどのミネラルがどのように絡んでいるのかクレイとお水との関係や吸収・吸着作用のメカニズムなどを詳しく学びました。
そして、エステで使うクレイとお手当で使うクレイ、その時間や厚さ等々何がどのように異なるのかというところも比較しながら、改めて詳しく教えていただきました。どちらもペーストは同じなのですが、エステでは0.5~1.0㎝の厚さで15分程なのに対し、お手当では1.0~3.0㎝の厚さで30分~時間半ほど置きます。しかも、エステが週に1~2回なのに対し、お手当では一日に2~3回、時には5回など、途中で休憩をはさみながら数回繰り返します。ただ、どちらも違和感を感じたら無理に続けない、というところは同じです。そのクレイが合う合わないは、その人によっても、その時々によっても違ってきます。こうしてみると、クレイってわがままちゃんですね
ホワイトカオリンはクレイの中でも粒子が一番小さく、一般的に1.5μほどですが、アロマフランスのホワイトカオリンは更に細かく、大体1μほどだそうです。その構造もシンプルなので吸収・吸着作用も小さく、初心者さんや乾燥肌、敏感肌の方向けともいわれています。
が、実際は“健康な”乾燥肌・敏感肌向けで、トラブルを持つ方は合わないこともあるそうです。実際、今日の受講生さんでお一人、頬が赤くなってしまった方がいらっしゃいました。作用が優しい=誰にでも合う、というわけではないのですが、これがクレイの難しいところでもあり、面白いところでもあると思います。クレイを使っていると、「自分と対話」するような感じになるんですね。
先ずはドミニック先生のお手本を、HERB Storyの土屋先生モデルで見せていただきました。目の上と口には矢車草のハーブウォーターに浸したコットンを置きますが、基本的にはお肌の上に直接クレイを0.5㎝ほどの厚さに塗っていきます。塗ってないのは、鼻の孔だけ。竹べらを上手に使い、圧をかけずにササっと塗っていきます。
15分ほど置いて、先ず竹べらで塗ったところから軽くクレイを外します。