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NARDとJAAの認定校
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
手作りコスメアドバイザ-;シカです。
今日は自由が丘に初上陸し、12月に稼働し始めたばかりのグリーンフラスコセミナールームにて、林真一郎先生による『精油の安全性ガイド第2版』発行記念セミナーを受講してきました。
第Ⅰ部 精油の体内動態と知っておくべき薬物相互作用
医薬品と精油の相互作用のリスクを管理するには、精油の吸収・分布・代謝・排泄といった一連の体内動態を把握しておく必要があります。なかでも重要なのは、吸収と代謝のステージです。例えばユーカリ精油は5ーフルオロウラシルの経皮吸収を34倍高めます。またペパーミント精油は薬物代謝酵素を阻害しますが反対にユーカリ精油は誘導します。
~医薬品と精油の相互作用について、具体例を交えわかりやすく解説します~
第Ⅱ部 領域別で知っておくべき精油の安全性のポイント
心血管系では、精油は一般に血液凝固を抑制する傾向があるので、抗凝固薬服用時には相互作用に注意が必要です。神経系では、向精神性作用のある精油は睡眠薬や抗不安薬に影響を与える可能性があります。生殖器系では、エストロゲン様作用をもつ精油には配慮が必要です。免疫系では、ある種の精油は発がん性を、あるいは抗がん性を有することが報告されています。
~領域別に、精油の作用と安全性のポイントを解説します~
9月に受講した『精油の安全性を考える~精油の原液塗布・飲用は本当に危険?』セミナーでは、林先生ご自身は精油の原液塗布や飲用に関して基本的には反対のお立場ですが、それは何故なのか?というところをお話くださいました。
そして今日はもう一歩踏み込んで、精油の成分が身体の中でどのような働きをするか(体内動態)及びその薬物相互作用と、身体の皮膚・呼吸器系・心血管系といった各器官別の精油の安全性のポイントを、ダイジェストで分かりやすくお話くださいました。
“分かりやすく”とは言っても、薬剤師でも医療従事者でもない私がサクサク理解するにはちょっと難しすぎる内容ではありましたが、「精油分子の構造活性相関と毒性」や「精油の吸収・分布・代謝・排泄」といった本で読んだだけではなかなか理解しづらい内容も、先生の言葉で聞くと少し理解できます。今回参加して、精油を安全に利用していくためには、精油成分の詳しい知識はもちろん、解剖生理学的な知識もやはり必須なのだと改めて思いました。あとは、せっかく入手した『精油の安全性ガイド第2版』が宝の持ち腐れにならないよう、少しずつでも読み進めていけたらと思ってます。
講座には“アロマテラピーの安全性を考える会”の久保田泉先生と小林彩子さんや、先日の『しっかり学ぶ 精油の安全性~とくに原液塗布について考える』でもご一緒したきじまさんもご参加されてました。林先生と同じく薬剤師でもあられる久保田先生は、精油に関しても既に深い知識をお持ちなのに、まだまだ学びを深めてらっしゃいます。そのいずみ先生も「今日は難しかったわね」と仰っていたので、ちょっと安心しました
<12月開催予定の講座>
『無料説明会 or オリジナル講座』
12月23日(日) 14:00~
申込締め切り;開催前々日の18:00
オリジナル講座に関しては12月より6000縁になります。お二人以上でお申し込みいただいた場合は、アロマクラフトを通常1アイテム(アロマスプレー)のところ、2アイテム(アロマオイル)作成していただきます
『手作りコスメワークショップ』
12月19日(水) 14:00~
12月26日(水) 10:00~ / 14:00~
申込締め切り;開催1週間前
この他にもクリームファンデーション、UV乳液、リップやグロスなど、お好きなアイテムをお作りいただけます。2時間で2000縁+1アイテム1500縁~です。ご希望のアイテムをお問合せいただければ、折り返し見積もりをお知らせします。
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