ご訪問ありがとうございます
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
シカです。
最近雨続きですが、11日までということで、
本日『仁和寺と御室派のみほとけ』に行ってきました。
TVで話題になっていたからか、
9時過ぎの時点で既に200名ほどの列が出来てました。
京都の仁和寺は888年に宇多天皇によって開創され、
代々皇族が住職(御室)となる門跡寺院だそうです。
現在は全国に約790寺院ある真言宗御室派の総本山です。
今回は仁和寺だけでなく、
北は仙台市龍寶寺、南は福岡の誓願寺まで174点、
全国にある御室派の寺院から
貴重な書画や神仏像が集められました。
一か所だけ写真撮影が出来たので、
撮らせていただきました。
この仁和寺観音堂は、
僧侶の修行場であるため通常は一般公開されてないそうです。
中央に千手観音菩薩、左右に隆三世明王立像と不動明王像、
風神・雷神像に二十八部衆の立像。
写真は撮れなかったのですが、
葛井寺の千手観音菩薩坐像は素晴らしかった。
通常の千手観音は一本の手で25の願いを叶えるとし、
40本の腕で千手、これに自分の手を2本で手は42本だそうです。
が、葛井寺の千手観音菩薩は背面に半円形に広がる脇手があり、
全部で1041本の手を持っています。
TVで取り上げられてたからかもしれませんが、一番人気でした。
他にも五智如来像や静かな佇まいの十一面観音菩薩立像、
ちょっとアンニュイな感じの如意輪観音菩薩像。
生まれた年によって守護神が決まってるそうですが、
酉年の私は不動明王です。
今回、広島の大聖院から出陳されてました。
美術展等好きでよく行くのですが、
今回展示内容の性質からか、お年寄りが多かったですね。
仏像の前で静かに手を合わせていらっしゃる方が何人も。
私も、心を静かにみほとけに手を合わせてきました。
丁度同じ時期に「アラビアの道」という展示もやってました。
アラビアと言えば、蒸留器の素を確立したイブン・シーナ。
今回の展示でも「香料の道」というセクションがありました。
『アラビア半島の南西部(現在のイエメン・オマーンの一部)
東アフリカの一部で産出する乳香・没薬などの樹脂香料は
宗教儀式における薫香、薬品として
古代中近東、地中海世界各地にて大いに珍重された。
そのため、香料産地として富を蓄える南アラビアは
ギリシャ、ローマの古典資料では「幸福のアラビア」と呼ばれた』
と最初の案内にありました。
アラビアの展示は香料の辺りを重点的にサクサクっと観て、
さて帰ろうかと思いましたがせっかく上野まで来たので。。。
シャンシャン![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)