ご訪問ありがとうございます
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
シカです。
今日は月イチのお楽しみ
池上にあるマナビバさんでの講座でした
いつもは精油を使ったアロマクラフト講座なのですが、
今回は植物油などを使って
乾燥する季節に役立つ保湿リップを作っていただきました。
材料は
☆ 植物油 (ホホバとアルガン) 計3ml
☆ ミツロウ (精製もしくは未精製) 約1g
☆ シアバター (精製) 約1g
以上の材料をステンレスの計量スプーンに入れ、
湯煎にかけて全部溶けたら容器に流し込むだけ
ホホバは北アメリカやメキシコ、アルゼンチン等の
乾燥地帯に自生もしくは栽培されてます。
実は他の植物油とは成分組成が違い、
不飽和の高級アルコールが主成分の不飽和ロウエステルです。
抗菌活性が高くニキビや湿疹などにも使われ、
リウマチや関節炎対策のマッサージオイルのブレンドにも使われます。
皮膚酸性度を改善して水分補給を増加し、角質内の水分蒸発を防ぎ、
肌荒れからお肌を守ってくれます。
ミツロウはミツバチの巣から採取される動物性の天然ワックスです。
働きバチの蝋分泌腺から分泌され、巣作りに使われたものを、
私達がありがたく使わせていただいてます
ビタミンやミネラルが豊富で化粧品材料によく使われますが、
はちみつと同じく1歳未満の赤ちゃんには念のため使用NGです。
シアバターは某フランス企業の商品で一躍有名になりましたが、
アボガドに似た実から採れる種の中の仁を加工してできる
植物性バターです。
アフリカの16か国程で自生してるそうですが、
強い日差しが降り注ぐアフリカの大地で育つからか、
SPF6くらいの日焼け保護作用があります。
昔から食用・薬品原料・燃料用と様々な用途で利用されてきたようで、
薬用ではキズや火傷の治療に使われ、
また、ホホバ油と同じく筋肉痛やリウマチ用のブレンドに使われたそうです。
精製品と未精製品がありますが、
未精製品にはビタミンEが含まれるので酸化防止効果があります。
でも、独特の香りが残るので、
アロマを入れる化粧品などには精製品が好まれるようです。
常温で少し柔らかくなるくらいですが、
融点が25℃~36℃なので、お肌の体温で溶けます。
リップに使うのは、全て食べてもOKな材料のみです。
保湿リップと銘打ってますが、顔に塗っても手に塗ってもOK
実はとっても簡単に出来る保湿リップ。
皆さん、「こんなに簡単に出来るのね~」と驚かれてました。
道具などをそろえるのは大変かもですが、
リップ1本分のキットで売ってるところもあるので、
結構お手軽にリップ作りが楽しめます
容器はクリーム用のものと繰り出しタイプのリップケースをご用意しました。
マナビバは60歳以上の方が対象のシニア向けカルチャースクールなので、
たまに私の母より上のかたもいらっしゃいますが、
皆さんいつも笑顔で、私の方が元気をいただいてます。
来月も楽しんでいただけるクラフトを考えねば
先日開催したリードディフューザーのワークショップを
23日(金曜日)にまた開催します。
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