ご訪問有り難うございます
11年ぶりで、今回で4回目の出雲です。
8社目に参拝した神社は、万九千神社(まくせのやしろ)です。
初参拝の神社です。
万九千神社を参拝したかった理由は、
出雲国の神在月にら全国から参集された八百万神が
最後にお立ち寄りになり、神議りと神宴(直会)を催され、
同月26日ここからお旅立ちになるという由緒ある神社なのです。
直会(なおらい)とは、
簡単にいうと、政(まつりごと)の後にある宴会のことです。
全国から集まった神々が、とても難しい会議をされた後、
それぞれの神社に帰る前に
宴会をおこなう神社ということになります。
立虫(たちむし)神社は、地域の氏神様をお祀りされている神社です。
境内の左手が立虫神社、右手が万九千神社です。
由緒ある神社が、生活感のある宅地の中に
鎮座されているのが不思議でした。
駐車場も整っています。
創建時期は、少なくとも1300年前だそうですが、すべてが新しい。
主祭神は
櫛御気奴命(くしみけぬのみこと)は、出雲一之宮の熊野大社主祭神。
大穴牟遅命(おおなむちのみこと)は、出雲大社の主祭神。
少彦名命(すくなひこのみこと)は、大穴牟遅命とともに国土を開拓された神。
八百萬神(やおよろずのかみ)は、国内全ての神々。
お祀りされている神様がすごいですね
それにしても、ネズミの石像や絵が多いです。
ネズミ像の由来は、古事記によると大国主命 は
須佐之男命に野原で火難の試練を与えられました。
その火難試練のとき、大国主命はネズミに命を
救われたといわれているからだそうです。
神主さんの話によると、以前は田んぼに囲まれていたそうですが、
どんどん宅地になり、新しい家が建てられたそうです。
昔の面影がなくなって寂しい思いをされているようでした。
アイディアたっぷりの神主さんには
令和の森計画の構想があるようです。
撤下品に、ノンアルコールの御神酒代(出雲生姜じんじゃエール)がありました。
中身は神社周辺の畑で育てられた「出雲生姜」を使ったジンジャーエールだそうです。
生姜が産地の地域なんでしょうか。
自宅で直会をしようと購入させていただきました