アロマリラックス&リフレインセラピストカレッジ山口校です
JAMHA認定ハーバルセラピストコースの2回目が開講しました。
当校では、仕入れることができるハーブの試飲と
ご自宅でも楽しんで頂くために袋詰めにしてお渡ししております。
ハーバルセラピストコースでは
アロマセラピーは、植物療法の1つとして位置づけされているので
アロマセラピーの基礎も学び、12種類の精油についても学びます。
この回では、6種類の精油をご紹介しました。
そして、実習は、テキストで紹介されている3種類の精油の抽出法の中から
水蒸気蒸留法の実践をおこないました。
ローズ（ドライ）100ｇ
天然水500ｍｌ
1時間20分をかけて蒸留しました。
ローズ精油は採油率が低いので、精油を抽出することは不可能ですが、
香り豊かな芳香蒸留水を抽出することは可能です。
お一人60ｍｌのローズウォーターを抽出することができました。
精油を内服することはできませんが、
ローズウォーターでしたら、スィーツの香り付けに使用することは可能です。
例えば
クリームチーズケーキの上に、ローズの香りのジェルをトッピングや
紅茶に少し加えてみたりなど、なかなかオシャレな使い方ができます
通常でしたら、器具機材は消毒用エタノールで消毒しますが、
内用する方法も考慮して、蒸留器や容器は75度の焼酎で消毒し、
ローズも有機栽培のものを使用しています。
内用できるなら、外用として使用することも可能ですが、
生徒さんたちは、どうやらローズジェルを作り、
化粧水のように使用することを考えているようです。
それはそれで、お肌が喜ぶ外用の使い方ができそうですね
15年前は、日本では蒸留体験をできる施設がなく、
プロヴァンスの水蒸気蒸留所で、その抽出法を見学できました。
今は、本格的な水蒸気蒸留器を
教室内で生徒さんに見て頂くことができるようになり、
ずいぶん身近になりました。
植物の脂溶性成分である芳香物質を
嗅覚を介して脳の生理機能に働きかけたり、
希釈した精油をアロマトリートメントとして筋肉にアプローチしたり。
そして、植物の水溶性成分を利用するメディカルハーブの分野を知っていけば、
生き延びようとする植物の叡智を丸ごと吸収できます
安全に内用できるメディカルハーブの知識を深めて
様々な場面で多用できるようになって頂きたいと思います
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