アロマリラックス&リフレインセラピストカレッジ山口校です
皆様、お盆休みはどのようにお過ごしになられているでしょうか?
今年のお盆は、新型コロナウィルスの影響を大きく受けていますが、
我が家のお盆の行事は通常通りに準備をおこないました。
8月13日の夕方、お迎えする為の提灯を飾り、
小さな御膳に精進料理を作りました。
今は亡き義母が、13日に仏壇にあげていたことをそのまま受け継いでいます。
精進料理とは、肉や魚、豚、鳥などの肉類を使わない、野菜を使った料理のことです。
仏教で殺生を禁じられていたために編み出され、
修行僧の食べ物として作られていました。
そして、精進料理は、味と見た目の美しさの調和を大切にしています。
食材の持ち味を生かす料理法で、日本料理の原点でもありますね
お膳には様々な形の器があり、どの器に何を盛るのかが決まっていて
配置する場所も決まっています。
どうやら器の数は奇数がベストのようです。
今年は、7品をお膳にあげました。
白飯、味噌汁、煮物、酢物、香の物、お迎え団子。
そして、食後のデザートにスイカ(笑)
旬の食材を中心に、仏様やご先祖様にお供えする精進料理の余りを
その日の夕食に頂きました。
“共に”という精神は、見ることができない魂を感じようとする心遣いになります。
今年は、お迎え火にラベンダーのアロマキャンドルを灯しました。
義母が生前に、毎晩寝室でラベンダー精油を芳香浴法で利用していました。
先日、西宮八幡宮の花手水で飾ったラベンダーのアロマキャンドルの余りを
お下がりとして頂いていました。
その在り難いキャンドルを、義母の見ることができない魂に喜んで頂くために使いました。
年に1度しか見ない提灯ですが、美しい日本の伝統ですね
余談ですが、余ったお迎え団子は、娘のリクエストで
フルーツ缶とアイスの実で夕食後のスィーツに
アロマテラピーとは、見ることができない植物の香りを感じることで
心が安らいでいきます。
とくにアロマセラピストは、クライアントさまの見えている部分ではなく
見ることができない部分を感じることが大切です。
それは、心の疲れ具合だったり、筋肉疲労だったりです。
何も感じ取れないアロマセラピストの手からは
クライアント様の心に響くものがありません。
見えないものを感じるのではなく、
感じようとする気持ちがアロマセラピストとしてはもちろんですが、アロマセラピストの前に人として大切なことですね。
お盆は、日本人独特の見えないものを感じようとする文化があります。
そのような精神は、次世代に残していきたいですね。
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