ハーブ王子のセミナーのご報告 | アロマリラックス(リフレインセラピストカレッジ山口校)&グリーンフレグランス

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山口県宇部市 心と身体の健康に役立つ教室 アロマテラピーコンサルティング

アロマリラックスですほのぼの

 

4月15日、山口県西部で初の「ハーブ王子の春のハーバルライフセミナー」を

開講させて頂きました。

会場は、この4月より活動を開始された旧吉部小学校の職員室cafeをお借りしました。

講師は、野草研究家でハーブ王子こと、山下智道さん。

全国でセミナー依頼があり、最近ではTVにも出演されています。

超多忙の中、お越し下さいました。

 

この日の天気予報が雨雨のち晴れ晴れでした。

おまけに前日は、暴風雨雨雨

 

いろいろ心配していましたが、当日の朝、起床すると雨は降っていない音譜

開催時間10時には青空も見え始めていました。

散策が決行できました音譜

 

 

職員室cafeを出て2,3歩進むと、早速、野草のご説明をされました。

 

手に持たれているのは、スイバ(ソレル)。

タデ科の多年草。

古代エジプトでは、食用のほかに薬草としても使われたそうです。

葉を15枚程度、ミキサーにかけてジャムづくりに利用できるそうです。

ただし、刺激の強いシュウ酸を多く含むので、大量に食べないほうが良いそうです。

 

赤芽ガシワ。

トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。

柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことから

アカメガシワと呼ぶようになったという説もあるそうです。

昔から生薬として利用されてきたワイルドハーブで、葉を乾燥させ、

ドライでハーブティーで頂くと、浮腫んだときに役立つそうです。

 

スミレはたくさん種類があるそうです。

殆どのスミレは食用にできるそうですが、ニオイスミレと言う外来種だけは

種子や根茎に神経毒のビオリンが含まれているので、

おう吐や神経マヒを発症することがあるそうです。

ニオイスミレの葉は丸いので、そこで見分けがつきます。

 

オオバタネツネバナは、アブラナ科。

クレソンのように食することができる野草です。

 

ヒヤラヤスギ。

アーユルヴェーダでは、ヒマラヤスギには病気を治す力があるそうです。

 

散策中に見つけたスギナ。

早朝の雨の雫が残っていて、キラキラ光っていました。

スギナのお茶は、利尿作用が高いので、夜に飲むのは控えたほうが

良いとおっしゃっていました。

 

スギナは、日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストコースで勉強するハーブです。

少し知識をお伝えします。

 

ミネラルを多く含んでいて、主にケイ素を含んでいます。

ケイ素はカルシウムと共に骨や歯、それに髪や爪などを健やかに保つ働きをします。

利尿作用が高いので、泌尿器系の感染症や浮腫に役立ちますが、

米国ハーブ製品協会(AHPA)の「メディカルハーブ安全性ハンドブック」によると

クラス2dで、腎臓疾患のある人への使用禁止となっています。

 

 

皆様、真剣にメモをとっていますメモ

 

ハーブ王子がタンポポを収穫していると、絵になるお姿に

皆様が写真撮影を始めましたカメラ

 

色合いも春らしくて素敵な散策&収穫タイムでした。

 

 

お天気も良くなったし、ザルを持つハーブ王子も素敵だし、

王子にご承諾を頂き、撮影タイムにしました。

皆様の素敵な記念写真になりました。

 

 

ハーブ王子さま、ありがとうございましたドキドキ

 

 

職員室cafeに戻り、いよいよ調理実習。

 

 

 

左の鍋は、ヨモギ。

まだ柔らかい白っぽい新芽を皆様と収穫しました。

新芽を茹で、おひたしや汁物の具、また草餅にしたり、

天ぷらにして食べることもできるそうです。

でも、この日はパスタのソースになります。

 

右の鍋は、ヒメジオン。

草餅に使います。

 

ハーブ王子が手際よく、野草ジェノベーゼソースを作ってくださいました。

 

 

雨天になって、お子様たちが退屈してはいけないと思い、

事前に準備しておいたおじゃがおやきをお子様たちに作って頂きました。

 

 

みんなで協力しながら、お花を乗せてもらいました。

 

 

可愛らしいおじゃがおやきになりましたラブラブ

 

 

この日は、地元新聞記者さんも取材にお越し下さいました。

ありがとうございますドキドキ

 

 

参加者様たちも取材に応えて下さいました。

 

 

山桜、山藤、タンポポの花をのせた華やかなサラダも準備完了。

 

 

野草ジェノベーゼパスタも完成。

 

 

みんな揃って頂きましたナイフとフォーク

皆様、パスタの2杯目のお代わりをされました。

中には、3杯目のお代わりをされたお子様もラブラブ

 

 

この日の野草茶は、ヨモギ7+クズ1+エンドウ1のブレンドフレッシュティー。

美味しかったですコーヒー

 

散策中に見つけたクローバーとタンポポの話。

 

四葉のクローバーを見つけたい時は、日陰になっているところにあるクローバーに

四葉がある可能性が高いそうです。

なぜなら、少しでも光合成を葉の表面で行なうために葉を1枚増やすそうです。

 

タンポポは、人が踏みやすいところで花を咲かせる場合、踏まれても茎が折れにくいように

茎が短いけど、種を飛ばすときは茎が伸びて風に当たりやすくするそうです。

 

植物は、その場所で一生を過ごします。

その場所に合わせた適応力があります。

あるがままを受け止め、そこで生きている術を持っている生物なのです。

 

その精神は、私たち人間にも必要ですが、

豊かさを求めすぎ、あるがままを受け入れることができずに

ストレスを作ってしまいます。

 

自然の中で生きる植物から多くの学びがあります。

そこになかなか気づきませんが、ハーブ王子の何気ないお話に

沢山の気づきがありました。

 

 

植物の芳香物質を抽出された精油を扱うアロマテラピー、

ドライにしたハーブを扱うメディカルハーブを学び、伝えている専門家は

そのことを頭の片隅に置いて、植物療法を伝えて欲しいと思いますし、

私がそうでありたいと思います。

 

 

日本の風土の中で生きる野草たち。

目立たなく生きつつ、図太く生きている野草たち。

よく観察すると、可愛いお花を咲かせる野草たち。

 

野草の魅力に触れて、参加者皆様もまん延の笑みでした。

ハーブ王子こと山下智道さんに、失いつつある本当の豊かさを

教えて頂き、皆さまと一緒に気付かせて頂きました。

 

ハーブ王子さま

参加者の皆さま

うべの里生徒会さま

フライヤーを設置して下さった会社や店舗さま

ハーブ王子のマネージャーさま

地元新聞社さま

 

多くの方のサポートで素晴らしいセミナーになりました。

私自身、支えられて活かされていることを実感しました。

 

本当にありがとうございました好ハート

 

 

 

 

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