インフルエンザの時期のお勧め家庭でのケア

こんばんは。

日本アロマ蒸留協会　代表河内です。

インフルエンザの患者さんが医療機関で増えていると聞きますね。

体調崩されている方も多いのではないでしょうか？

この時期、マスクや手洗い、うがいはもちろんのこと、ご家庭にインフルエンザを患っている方がいらっしゃる場合は、家の中の清潔にさらに心がけたくなります。

皆さん、「クローブ」ってご存知ですか？「丁子」とも呼ばれ、私たちのキッチンにもよくあるスパイスですが、その殺菌力はとても高く、昔から歯痛の際の自然な療法として用いられてきました。

特にこの季節、クローブを使った「オレンジポマンダー」の香りが、お部屋を素敵に演出してくれますね。クリスマス時期には特に、この香りのアイテムが人気です。

そして、インフルエンザのような感染症が気になる季節には、クローブを使ったキッチン蒸留が特におすすめ。

クローブの芳香蒸留水には、鎮痛や麻酔、抗菌、抗ウイルス、防虫作用があるオイゲノールが含まれています。

空気の乾燥は、私たちの体の防御機能を弱め、インフルエンザにかかりやすくします。

そこで、お部屋の加湿に加え、我が家では加湿器にクローブの蒸留水を入れています。

クローブは、水蒸気蒸留法で抽出する際に使用される素材の一つです。

キッチン蒸留で使用する量は、精油が取れやすいため注意が必要で、詳しくはホームケアアドバイザー講座で

お話ししています。

キッチン蒸留する際は、乾燥させた状態でクローブを使用すると、香りの嗜好性が高まるとされています。

シナモンやリンデン、オレガノ、エルダーフラワー、フジバカマとともに、乾燥したほうが良い香りの蒸留水が得られるものはありますね。

クローブは、その強力な香りと抗菌性により、古くから様々な用途で使用されてきました。

料理のスパイスとして、また歯痛の緩和や口臭の予防にも用いられます。

アロマセラピーでは、その清潔感のある香りが空間を浄化するのに利用されることもあります。ただし、クローブの精油は非常に強力であるため、使用する際は希釈してから使用することが推奨されます。

蒸留水は、以前、抗菌実験を行った際にとてもパワーを発揮した一つです。

クローブの香りだけでは、小さなお子様たちに不評かもしれませんので、マンダリンオレンジやブラッドオレンジの蒸留水を加えて、心地よい香りに調整したりしてもいいのでは？

このクローブの芳香蒸留水は、ジェルと混ぜれば抗菌ジェルが、グリセリンと混ぜればうがい薬も手作りできます。

キッチン蒸留は家族の健康ケアに多方面で活躍し、未病を防ぐ新しいアロマセラピーとしても注目されています。

家庭での健康作りに、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

※クローブ精油は皮膚刺激やアレルギーの可能性がありますので、使用時は注意が必要です。芳香蒸留水は成分濃度が低めですが、こちらも使用に際しては注意してくださいね。

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キッチン蒸留: 「次世代アロマテラピー」としての新しいライフスタイルのご提案

キッチン蒸留は、自宅のキッチンで簡単に行える、水蒸気蒸留による植物のエキス抽出法です。この方法は、(一社)日本アロマ蒸留協会が提唱し、特許技術であるATR POTを使用しています。アートゥルウォーター、アフターアートゥル、アートゥルストックという3つのアートゥルを手軽に作ることができる、新しいライフスタイルの提案です。