合成香料は、天然香料がもつ化学構造をまねて作りますが、
化学構造も厳密には異なる香りの成分も。
合成香料も、香りがいいと感じるものもありますが、
アロマセラピーとして楽しむには、おすすめはできない理由としては、
香りを保つために、フタル酸エステルのような、いわゆる環境ホルモンといわれるような
ものが添加されていることが、ほとんどだからです・・・。
ちなみに、これらは合成香料入りのボディシャンプーや化粧品を使用することで
日常的に体内に蓄積してきます・・。
不妊カップルの尿には、妊娠したカップルの3から5倍のフタル酸エステルがみられたという実験結果も
発表されていますよ。
『合成香料による人と生態系への汚染とリスク』について熊本大や長崎大、そして
京大も研究発表しています。
フタル酸エステル類や合成ムスク類の香水を身体に塗布する行為は、
体内に浸透して長期的な害をおよぼす危険があると警告しています・・・。
法が整備されていないため、化粧品類その他の日用品に含まれる化学物質の曝露から、
我々消費者が身を守るすべはないとも言っています。
(EUでは、EU指令2005/84/ECにおいて、6種類のフタル酸エステル類が規制されています。また、2019年7月22日よりRoHS指令規制項目の制限物質として4種類(DEHP,DBP,BBP,DIBP)追加されます。)
もはや 自分や大切な家族は自分で守るしかないというわけですね・・。
「人工麝香(ムスク)」は、人の脂肪や母乳からも検出され、さらに、胎盤を通り胎児に移行することも判明しています。