あえて遺品整理とは言わず、持ち物整理と書かせて頂いております。
衣類、バッグ、帽子、アクセサリーなどから整理しています。
女性ものの紋付が出てきました。
が、これは母の母から貰ったもの。
なので、明治時代のもの。
絽の紋付の背中の紋です。
染ではなく糸です。
アップにすると、このような感じ。
裏を見ると、
小さくチクチク刺繍してあるのが分かります。
しかも背中の左右の身ごろの継ぎ目に。。。
こういうものは、価値が分からない人は、丸めてポンと捨てるのでしょうが、私は捨てられません。
これから、こういう価値が分かるお嫁さん、娘さんが少なくなり、ゴミとして処理されてしまうのでしょうか？
しおれかけたお庭のバラを、水切して生き返らせたり、暑い日に、ヒンヤリしたお薄（お茶）を出したり、
そういうことは、側にいる大人が教えるべきでしょう。
学問だけではなく、本当の教養とは暮らしを豊かに楽しくすること。
そんな風にちょっと思うのでした。
今日も、読んで頂きありがとうございます。
和漢植物「紫花美人石けん」
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