インド仏教 最高峰の佐々井秀嶺氏と、その弟子で客員講師で起業家((株)KASASAGI社長)塚原龍雲氏の繋がりを最近知りました。
塚原龍雲氏は、日本の伝統工芸に関することをなさっています。
いつも Blogにお寄り頂き ありがとうございます
大学のでも有志で今年も今インドに行くようです。
先生たちはインドに留学されたり、ジャイナ教の寺院で何年も師匠についていた経験をお持ちの上、コロナ禍前までは毎年行かれていて慣れておられますから、帯同は絶好の機会ともいえるでしょう。
インドというと仏教徒が多いかというと、そんなことはありません。
インドの殆どの国民がヒンドゥー教徒です
ヒンドゥー教徒80%、仏教徒1%くらいの割合なんです。
他にはムスリムやキリスト教徒の人もいます。
そんな中、最近は仏教徒の人口が爆増えしているそうです。
日本人でありながら、インドの仏教を先導してるのが佐々井秀嶺さんです。
佐々井さんは、ビームラーオ・アンベードカルの再来と言われています。
ビームラーオ・アンベードカルさんについては、長くなるので日を改めて説明します。
ヒンドゥー教は紀元前からある宗教で、仏教(紀元前500年より)以前からありました。
ヒンドゥー教はインドを征服したアーリア人が、元々いた人たちを肌の色で差別するために出来た宗教だとも言われています。
サンスクリット語やヴェーダはアーリア人が持っていたものです。
ヒンドゥー教にはカースト制度があります
三角ピラミッド形からなります。
皆さんご存知の、マハラジャ(大王)という身分もありますが
頂点は、バラモン(僧侶)、クシャトリア(軍人)、バイシャ(商人)、シュードラ(隷属民)に分けられ、その下に不可触民という身分があります。
そのヒエラルキー、身分や職業は世襲となっています。
なので、バイシャの子どもが、いきなりクシャトリアにはなれないのです。
日本の平安・鎌倉時代・戦国時代を思い浮かべてください。
不可触民の子どもは不可触民で、孫も不可触民です。
不可触民は、ヒンドゥー教の寺院に入れて貰うこともできませんし、弔いもしてもらえません。
奴隷以上の人が使う同じ井戸は使えません。
その辺りの水たまりの水や、汚水しか飲めません。
近寄ってくるだけでも、穢れ不浄なものとして忌み嫌われます。
ヒンドゥー教では輪廻転生の思想があり、不可触民は前世で悪いことをしたからその身分であるとされるのです。
輪廻転生が上手くいくように司るのが、バラモン(僧侶)で、祭祀を行います。火を焚き、犠牲獣ささげます。
そのためには莫大なお金も支払わなければばりません。
坊主丸儲けとはこのことです。
日本も平安、鎌倉時代も僧侶が、お金と政治の力を持っていましたよね
ホント、くそ坊主です。
女性も、とても身分が低い扱いです
女性の生理用品はお金持ちしか使えません。
女性の30%の人しか私たちのような生理用品は使えないのです。
残りの70%の人は、端切の布はまだいい方で、土泥や葉っぱなどで処理し、その間は専用小屋にいます。
血の穢れとされます。
映画「パットマン」というのを検索してみてください。
その実情が良く理解できます。
そのヒンドゥー教の神々が中国経由で日本に入り影響を受け、毘沙門天、弁財天などの神が仏教と混じった本地垂迹などが起こりました。
上に書いたように、ヒンドゥー教のカースト制度から抜け出したい人や、もう我慢できないと思う人が増えました。
世界的な差別をなくそうという風が追い風となっているのかもしれませんが、佐々井秀嶺さんが、不可触民であろうとなかろうと、呼ばれれば結婚式にも弔いにも行かれる姿を見て影響を受けている人がインドでも多くなっているのでしょう。
仏陀の初期仏教から、仏教徒は差別はしてはならないとされています。
私の僧侶姿です。
お隣は友人で京都西陣織の職人さんのチカコさんです
内緒話
今の日本での仏教各派は私がいうのもなんですが、対外的な差別は否定されますが、内部的な差別はまだまだあると思います。特に女性には。
寺族の出身ではない人が僧侶だけでご飯を食べるのは無理です。
築地本願寺の現ご住職は、高学歴で敏腕金融マンでしたのでなられておりますが、まぁ近辺では聞きません。
これから変わることを期待しています。
寺族とは代々お寺の身内ということで、住職はその血族がなるように決まっています。子どもが女性ばかりの場合は、女性で住職になる方もいますが(数十年前に認められた)、多くはお婿さんをもらって住職にして血族を繋ぐという形です。
また、大きなお寺さんですと、従業員として寺族ではない僧侶を雇います。寺族の息子さんを他寺に修行に出されるところもあるようですが。
廃寺になりそうなところに置けば良いと思いますが、そこにも管理修繕費など莫大なお金がかかりますので普通は無理です。本山が介入するとかないのかしら?
私の場合は、僧侶としてお寺さんに所属はしていますが、僧侶として、ご飯は食べていません。起業していますので。
仏教の、特に仏陀の原始仏教思想を学びたくて大学へ行き得度(僧侶になり)し、親鸞聖人のお人柄は大変尊敬しておりますので、そのあたりを学び仕事に生かさせていただいております。
そんなこんなで、宗教も変わる時代ですね。
塚原龍雲さんのご活躍も応援します
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※皮膚科でピーリングなどの治療中の方はご使用はお控えください
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