ワセリンについて、もう一度考えてみましょう。
「お肌が弱いし乾燥するんですが、ワセリンは塗ってもいいんですよね?」という方。
「皮膚科の医師がすすめるのでいいのですよね?」という方。
が、いらっしゃいます。
塗ってはダメとはいいませんが、緊急用だと私は解釈しています。
ワセリンは、ステロイドなどの火傷や炎症を抑えるための軟膏に使用されています。
しかし、お薬に使っているくらいなので安全よね!と考えていません。
皮膚科医の方に、ワセリンをすすめる方が多いのは医薬品に使われているから抵抗感が無いためです。
ワセリンはあくまでエマージェンシー用です。
火傷などでの処方箋で出ていないお肌に塗るのはおすすめできません。
その理由
「商品品質テスト財団(Stiftung Warentest)」が行った調査では、ドイツで販売されている有名ブランド「ニベア」、「べべ」、「ラベーロ」、「ドーベ」、「ビルステックス」などのクリーム、ベビー用品、リップケア、ヘアスタイリング剤などがその対象になりました。
その結果、任意に選択したすべての化粧品に発がん性物質が見つかったのです。その発がん性物質というのは、「芳香族炭化水素類」と呼ばれる物質ですが、具体的には、ベンゼン、フェノール、安息香酸、ベンゾピレンなどの化学物質であり、これらの成分はもともと石油に含まれているもの。つまりミネラルオイルやワセリンには、石油由来の発がん性物質がかなり含まれていることが改めて確認されました。
出典:日本オーガニックコスメ協会
ワセリンは石けんでは落ちません。
石油は石油やアルコールでしか落ちません。
ずっと皮膚についています。
火傷などのカバーのために使われる場合は、回復してくればワセリンは使わなくなり、皮膚の新陳代謝でなくなっていくと思いますが、火傷や怪我もしていない人が毎日皮膚に塗ると、どうなのでしょう?
医師の方はワセリンは皮膚吸収しないのでアレルギーが起きにくいから使用するという方が多いのですが、上に書いたようにそうとも言えないようです。
私個人の意見ですが、私は実験としてワセリンを顔に薄く塗ってみましたが、皮膚呼吸ができないのか、アレルギーなのか顔がカーッと熱くなりました。
これは、とてもつけられないと感じました。
なので、皮膚科医がワセリンを通常のお肌の保護のためにお顔に塗ることをすすめていたとしても、あなたに対してはどうなのか?を考えてみてください。
私どもが扱っている、キャリアオイル(化粧品レベルの植物油)も、植物の種類によってはアレルギーが起きる方もいます。
しっかり成分なども確認して使用されることをおすすめします。
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北海道産 紫草と福岡星野村産 甘茶使用
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