プロテインマンでも、味が嫌なので甘いのがいい。
でも糖質はね・・・という方が選んでいるプロテインに添加されている人工甘味料。
そこで、人工甘味料をみていきましょう。
糖質は酸化の原因であり、それは病気や老化の原因でもあるということがわかり、糖質を避ける人が増えてきました。
しかし、甘い物の誘惑断ちがたく、糖質では無い甘味を使いたいという風潮になっています。
日本とアメリカで認可されている人工甘味料は、
サッカリン、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム、ネオテーム、そしてステビア
ケーキの写真はイメージです。文章とは関係ありません
人工甘味料の戦後の歴史
サッカリンは、昭和30年代より日本で大量に使われていました。
驚くことに地域のお料理教室や一般家庭でも、ぜんざいやお汁粉など甘味が沢山必要な料理に使っていた家庭があったようですよ。(砂糖が貴重品であったからという時代背景もあります)
そのサッカリンですが、発がん性の有無をめぐり激論があり、紆余曲折の末に制限付きで使用が認可さました。(どうして制限つけてまで食品に使用したいのでしょうかね?)
同じ時代に出回っていたズルチンは、中毒性、発がん性、肝機能への障害を理由に禁止され、チクロも発がん性、催奇形性を理由に使用が禁止されました。
現在の日本で、よく使用されている人工甘味料は、ステビア、キシリトール、ソルビトール、 アスパルテーム 、マルチトール、スクラロースがあります。
その中で、プロテインや脂質ゼロ高たんぱくのヨーグルトなどによく使用されているステビアを今回は見てみましょう
ステビア
厚生労働省や日本ステビア工業会などが繰り返し安全を宣言してきました。
米国FDAからステビアの安全性のお墨付きが下りたことで、ステビアの安全性に対する論議は終息を迎えましたが、どうして終息したかも考えてみてくださいね。
しかし。。。。。
ステビアは、2通りあるのをご存知でしょうか?
1つは、
植物のステビア
学名:Stevia rebaudiana で、パラグアイをはじめとする南アメリカ原産のキク科ステビア属の多年草です。
丈は50cmから1m前後、茎は白い細毛に覆われていて夏から秋にかけて、枝先に白い小花を咲かせます
砂糖よりも甘く糖質ゼロなのでノーカロリーです。
本来のステビアはハーブなので。それを粉に加工すると・・・
本来、こうです。
(写真はアマゾンで販売されているお店から拝借)
ステビア粉末(100g)天然ピュア原料そのまま健康食品/ステビア,すてびあ
と書いてありました
2つめは
E-960のステビア
このステビアの形状はこうです↓
こんな白い粉になっています。
私たちが「ステビア」だと思って買っているのは、実際はこれです。
つまり、化学合成物であり、少量の人工添加物が混ざっていても「ステビア」の名で売られている可能性があるのです。
ステビアの一日摂取許容量を体重1㎏に対し、4㎎と設定してありますが、これはステビオールに換算した量です。
ステビオール (Steviol)E-960 とは、1931年にステビアから初めて単離されたジテルペンです。ステビオールからグルコシドと呼ばれる配糖体(Rebaudioside A とE-960と呼ばれるもの)を抽出したのです。
これで化学合成物であることが分かります。
E-960を「ステビア」と表示して販売しているのです。
ステビア(E-960)を使用した商品は沢山あります。
このように甘味料が進化しても、医学が発達しても、不思議なことに糖尿病、肥満、というのは世界的な問題であり、その対策と特効薬はビックマネーになるのです。
どの業界が関係し、コントロールしているのでしょうね?
どこででも生える植物のハーブを一般の人が使用しては困る(大きなお金にならないから)人たちが沢山いるのは確かです。
そんなの問題ないよ!という方も、やむを得ず使用している方もおいでになると思いますが、違いを知ってください。
選択肢があり、選ぶのはご自分なのですから。
E-960を「ステビア」と表示できる
このことを頭に入れて、食品を選びましょう。