１日の疲れをとってくれるお風呂
夜に湯船につかるのって
心身をリラックスさせるのに最適ですよね
先日、職場の同僚と話してたら
「湯船には浸からないよ
」
」って人が多くてびっくりしました。
そんなものなのですかね
カパ（水のエネルギー）を強く持つ日本人は汗をかきにくいので…
湯船に浸かって発汗を促して老廃物を出すことが大切です
西洋人は湯船に浸かる習慣はなくて
シャワーがほとんどでしょうけど…
西洋人はピッタ（火のエネルギー）の質が強いので入浴は不向きですから
アーユルヴェーダの観点から見れば理にかなってるんです
湯船の温度は３８℃〜４０℃のぬるめの温度が最適です
なぜなら
体温より５℃以上高いお湯に入ると
交感神経系が刺激されて血管が収縮し、
カラダや脳が興奮状態になってしまうからなんです
ぬるめのお湯に入れば
副交感神経が優位に働いて
血管も広がるので、心身ともにリラックス効果が得られるんですね
ぬるめの状態から温度を徐々に４１℃くらいまであげて汗をしっかりかけば
『排毒』にもつながります
だいぶ昔の話になりますけど
わたし自身、体調不良に悩まされてた頃
冷えがひどくて、汗をかきにくい状態でした。
岩盤浴にいっても、酵素風呂に行っても
汗が出なくて苦しくて入っていられない
その時に、自宅でゆっくり３７〜３８℃のぬるめのお湯に浸かって体質改善に励んでました
湯船に浸かることでカラダに水圧がかかり
お腹や足の静脈やリンパ管も圧迫されます
熱すぎると長く湯船に浸かることもできず、カラダの芯まで温めることができません
お白湯を飲みながら、ゆっくりぬるめのお湯に浸かってることで額からポタポタ汗が流れるくらいまで改善しました
顔やカラダ、頭を洗うたびに湯船から出たり入ったりを繰り返してると
より新陳代謝が高まります
血行を良くして体温を上げておくのは
質の良い睡眠にも欠かせません
人間のカラダは高くなった体温が下がる時に眠くなるという特性を持ってます
寝付きが悪いとか、不眠気味の方がいたら…
クスリに頼る前に副交感神経の働きを優位にする入浴法も試してみてください
副交感神経が優位になると、自然と呼吸も深くなりますよ
以前、薬剤師の方に教えてもらいましたが…
睡眠薬や抗不安薬は、異なるクスリに思われがちですが、どちらも「ベンゾジアゼピン系」で依存を招きやすいんだそうです。
常用すると、目の瞳孔の動きがおかしくなるんです。
カラダの機能を信じて
夜寝る前に、ゆっくり湯船に浸かって体温を上げておくと自然に眠くなっていくと思いますよ