良いと悪いは、同じ。
良いと悪いは、紙一重。
この仕事を始めてから
そんなことを事あるごとに痛感する日々。
その人の良いところと悪いところは紙一重。
自分の状態でも変わり、
また相手の状態でもそれは変わる。
良い時は良いけれど、
悪い時は受け入れられない。
分かっていても分かれないのが
人間です。
それでも、主導権をそれに
明け渡し続けるままでいいのかと。
私はやっぱり思うのよ。

 

 

先日、ちょうど香り師の
アドバンスで話していて思い出しました。
私が散々心が弱くひどかった20代の時、
まだ閉じていて自分の可能性なんてものに
興味すらなかった時、
私の状態が悪すぎて
私と握手した時に
あいつは30で
死ぬんじゃないかと言われた。
山本さんという人で、
私はお付き合いは長くはないんだけれど
面倒見の良さそうなおじさんだった。
ちょっと霊感のあるおじさん。
もう亡くなっていて、
会うことはできないひとなんだけれど。
山本さんに、
あいつ(私のこと)、30くらいで死ぬから
お前、ちゃんとあいつと
連絡取っとけよとまで言われた友達。
 
 
山本さんを私に紹介してくれたお友達です。
30歳になる頃、
長女が病気で生まれてきて、
年齢的にぴったりドンピシャ。
友達は私が子どもと一緒に
死ぬんじゃないかと思ったと言っていた。
でも、私は子どもが病気で生まれてきて
今の仕事に就く転機になり、
神門が開き、結果、
心中するどころか
自分の可能性を取り戻す道に進み
今に至るわけだけれど、
私はそういう意味では
生き延びたのかもしれない。
あのまま、弱くてどうしようもない自分に
主導権を明け渡し続けていたら
私は今生きてないのかもしれません。
もうこの世にいない人間なのかもしれなかった。
そんな話を思い出していて、
なんでこんなタイミングで、山本さん。
マヤ暦でも大きなサイクルが終わる日だった。。
ものすごく大切なことを
思い出した気がする。
山本さんは、私が30歳頃死ぬかもしれない
可能性の未来をみてた。
お前は首を温めろ。と、何度も言われた。
何も見ていない、聞こえていない
ただただ閉じていて死んだように生きてた
あの頃の私に、何かと助言もしてくれていた。
山本さん。
きっと私のこと心配してた。
私はそれにも気づかないまま過ごしてた。
でも、なんかずっと思ってた。
私の人生の中に、
山本さんとの縁はたった数ヶ月だったけれど
山本さんが亡くなってからしばらく
私はいつも思ってた。
「山本さん、私どうしたらいいの?」
「何が言いたかったの?」
なんでそんなことを思ったのかもわからない。
でも思ってた時期があったのを思い出した。
私には30歳頃死んでる人生も存在してたんだ。
だけど、長女が私に新しい道をくれて、
結果、わたしは今も生きていて
あの頃には想像もしなかったような
自分自身と生き方を生きている。
なのだとしたら、
生かされた命なら、
やっぱりやることやってから死にたい。
疎まれても、恨まれても、何しても
私は自分が好かれるよりもひとりでも多く、
人の可能性を拓いて死にたい。
多分そうなんだと思います。
自分の好きなことだけするなら、
私は毎日お庭で日向ぼっこしてたら幸せ。
お金稼ぎならもっと簡単で効率の良い方法を取る。
でもそうじゃないだろと、
自分の中の何かがいつも言う。
楽しくてやりたい仕事なのかと言われたら
わからない。楽しいのだけれど。
一般的な楽しいとは明らかに違う。
その代わり、悦びと感謝は半端なくもたらされる。
アロマの仕事は長女が生まれて導かれた。
心に触れる仕事は、その中で自然ともたらされた。
やりたいと思ってやったというよりは
気がついたらそうなってた。
病気で余命○年、、ではないけれど
余命言い渡されたも同然だったあの頃から
運命っていうのは本当に
自分次第で変化していく。
全てが良くなったわけじゃない。
良いことも悪いことも変わらず起きる。
だけど、主導権は自分にある。
弱い自分の声に主導権は明け渡さない。
正当化させない。
「私が本当にしたいことは何?」
いつも自分に聞いている。
私は私のやるべきことをやって
生きたい。
良い時は良いけれど、
悪い時は受け入れられない。
分かっていても分かれないのが人間。
それでも、主導権をそれに
明け渡し続けるままでいいのかと。
私はやっぱり思う。。
弱さに呑まれて色々なことを言われても
私はやっぱり諦められない自分と
毎日出会い直してる。
みんなはどうだろう。
自分を否定したり、相手を否定しなければ保てない。
世界を否定しなければやりきれない。
そんな自分、それ以上に
自分を愛して生きたくはないですか。
 
 
追伸、
山本さんか、山元さんかもうろ覚えです。笑
怒られるー
 
 
 
 
また書きます。
 
さらより
 
 

Instagram follow meハート

 

 

香り師についてはこちら