今日は働き方についてちょっとだけ書いてみたいと思います。

 

私はアロマの教室をやっています。

 

起業女子とか言われる部類に入るかもしれませんが、普通にフリーランスです。

 

 

昨年法人化しようかなと思って色々調べた時期がありましたが、見送りまして今もフリーランスとして個人でお仕事をさせていただいています。

 

 

私はアロマの教室なので数としては少ない職種?になるかもしれませんが、

 

 

最近はプログラマーや動画編集などそういったカテゴリのフリーランスの方も多くなってきたように思います。

 

 

 

仕事にお勤めに出るのがしんどかったり、先が見えなかったり、

 

 

大変だったり、お給料が上がらなかったり、

 

 

人間関係がしんどかったり、拘束時間が長かったりして、お勤めに出て働くことに限界を感じている方もいらっしゃいます。

 

 

 

私たちみたいな主婦層でお教室系の仕事をされている方は、10年くらい前に「おうち起業」とか「サロネーゼ」っていう言葉が流行ってね。

 

 

主婦でもおうちでお仕事ができる。

 

好きな時に好きなことでお仕事ができる。

 

家庭(プライベート)も大事にしながら好きなお仕事ができる。

 

 

そういうことが魅力で、わーっといろんな資格取得ビジネスとともにおうちでお仕事をしたい女性が増え始めた時期がありました。

 

 

主婦起業とか、趣味起業って表現もいまでもあるんじゃないかなと思います。

 

 

 

私がこの仕事を始めた理由は、長女の病気が発覚し、当時保育園に預かってもらえなくてどうしようかと思っていた時に

 

 

趣味でやっていたアロマで何か家で仕事ができないかと思ったことがきっかけです。

 

 

 

サロネーゼという言葉も、おうち起業という言葉も知らなかったけど、

 

 

例に漏れず私自身も、「おうちで仕事ができて、お小遣い程度にでもなればいいか」と思ってなんとなく始めました。

 

「いいやん✨」って

 

本当に何も深く考えず、そんな感じで始めたのです。笑

 

 

 

昔は内職があったけど、それがおうち起業に成り代わったような印象があります。

 

 

内職より割にいいだろう、っていう女性も多かったように思います。

 

 

主婦層から外れて、最近では独身の若い人たちもフリーランスになる方は増えてきたと思います。

 

 

先行きの見えない時代的に、

 

自分にスキルを付けて独立しよう、個人で仕事をしよう。

 

今のうちにしっかり稼げる態勢を作ろう。

 

 

そういったことを考えて準備をしている20代の人たちもたくさん知っています。

 

 

実際に出会ってから5年内で、仕事を辞め独立し、自分で事業をしている若い子たちも実際に周りにたくさんいます。

 

 

 

私たちはサロネーゼタイプだけど、後者の若者たちは実際に実業として事業を興すか、ウェブ関係のスキルを身につけてフリーで仕事を始めるかの子達が私の周りには多いです。

 

 

 

今回はフリーランスとして仕事をすることを選んだ場合のことについてもう少し話を進めたいと思います。

 

 

 

資格やスキルを身につけて仕事にしようというのは、フリーランスという働き方を考える人の内多くの方が考えることで、

 

 

勉強すれば技術は身につけることができます。

 

 

私もアロマができるから、それを仕事にしようって思った。

 

 

厳密には、お友達に言われたんです。

 

 

「ともちゃん、そのアロマの使い方教えて欲しい。それ仕事にしたらいいやん」って。ママ友に。

 

 

「そっかぁ」って思ったの笑

 

 

で、そのまま始めました。

 

 

自分にスキルを持ち仕事をするって、ある意味職人みたいなところがあると思っていて。

 

 

それの専門家ですから、職人。こだわりや技術もよりあった方がそれは良いに決まっています。

 

 

でも、昔ながらの職人気質では仕事にならないのが、今の時代のフリーランスですね。

 

 

フリーランスって、その専門職という以前にサービス業でもあります。

 

 

自分が提供できることの提供(スキルの提供)以外に、自分で宣伝、集客をし、接客をし、受注から発注までの対応、それにアフターフォロー、お客様とのお付き合いなど、

 

 

あえてビジネスっぽく書きましたが、そういったことを全て自分で行わなければなりません。

 

 

それに加えて事務作業のような裏方的なこと、そしてお金の流れや時代の流れを読んで戦略を考える経営者的な素養、

 

 

それから人を巻き込む力や人間力なども場合によっては必要になります。

 

 

 

とりあえず、全部。

 

 

 

全部、自分でやらないといけない(外注するとかはここでは別の話)

 

 

 

企画、運営、営業、広告、事務庶務、経営、技術提供、

 

 

そういったこと全部、自分で考えて自分でやるのです。

 

 

非常に総合的です。

 

 

 

技術だけ自信があるから仕事がくるだろうとか、あぐらをかいていても仕事がくるような時代でもない。

 

 

こだわりは一歩間違えれば裸の王様状態のひとりよがりです。

 

 

自分はこれが好きだから仕事にしようと思っても、自分が好きだから相手(お客さま)が好きとは限らない。

 

 

当たり前のことなのですが、特に私たちの業界は「好きを仕事に」みたいなキャッチコピーがぴったりはまる業界なので

 

 

なんとなくサロネーゼとしてお客様に囲まれている絵が浮かんで、憧れて、

 

 

毎日好きなものにも囲まれて、心にもゆとりがあるようなイメージだったり、

 

 

昔の私みたいに「お小遣いくらいにでもなれば」と思って、とりあえずやってみようと始める人は多いのです。

 

 

 

またはノマド的な。ウェブ関係の技術職の方は。

 

時間的、経済的な自由を得るみたいな。

 

そういうライフスタイルをイメージして憧れる。

 

 

 

それはそれで全然悪くないと思うし、自分のライフスタイルを描くのはむしろ大事なことだと思っています。

 

 

自分の人生だもの。大事ですよね。

 

 

だけど、あまりにも「自分」しかそこに想定されていない。

 

 

そこが誰も教えてはくれなくて、片手落ちにいつも感じるのです。

 

 

 

自分しか想定されていないものは、うまくいきにくいのです。

 

繋がっていないから。


 

 

実際はそんなに甘くはなく。

 

 

自分で仕事をするってとても大変。

 

 

だからと言って、じゃあ安易に始めるなということが今日は言いたいわけではないのです。

 

 

私も何も知らずに、なんとなくのイメージでふわっと始めて、足突っ込んで、

 

大変さも痛感したし、たくさん悩んだこともあったけど、

 

結果的に私は自営してみてよかったなと思っているので、

 

 

私みたいに安易に始めてもよかったなという人も絶対いると思います。

 

 

私の場合、得たものが多すぎました。

 

 

 

でも、そうじゃない人たちもたくさん見てきました。

 

 

同じようにふわりと始めて、始めてからもなかなかうまくいかなくて、

 

 

そのまま自分には向いていないと辞めてしまう人もたくさん見てきた。

 

 

 

仕事と言っていいのか、、という状態の人もたくさんいると思います。

 

 

 

途中でやめるも、継続するも本人の自由だと思うのですが、

 

 

結局、スタートしてからどれだけ自分が選んだものに真摯に向き合えたかどうかというのは

 

 

その後大きな違いを生んでいるひとつの理由にはなっているように思います。

 

 

自分で仕事をするって、自分育て以外の何者でもないと思うのです。

 


仕事を育てるのは、自分を育てるのと同じだと感じます。


育児は育自みたいな。




 

「好きを仕事に」って聞こえはいいけれど、実際そんなに甘くない。繰り返しますが。

 

 

好きなことだけやっててうまく行くなら、みんなうまくいってると思うのです。

 

 

 

そんなわけないやろと、思うのです。

 

 

「好きを仕事に」

 

わかる。言いたいことはわかる。

 

私も好きを仕事にさせていただいていると心から思います。

 

 

 

でも、だからって簡単ではないです。

 

 

気分で仕事ができたら、誰も苦労せんのです。

 

 

思うようにいかないことがあっても、ただただ自分の中を見つめて磨いていくのです。



 

こう書くと、努力根性論みたいに聞こえるだろうから、こういう書き方ではあんまり書きたくないのですが、、

 

そういうことでもないんです、伝えたいことは。

 

 

 

あとは、気分で仕事したいなら、徹底的に知恵振り絞って効率的なポイントを攻める方法を取るべきだと思います。

 

今の時代ならそれもできると思う。

 

でも、これも一握りの人のように感じます。できるのは。

 

 

 

 

話を戻しますが、

 

 

結局、自分のためだけの理由でやってみると、世の中の多くの人は、

 

 

続かないか、人を利用するエネルギーになっていく。

 

 

 

これがいつも気になるのです。

 

 

 

かといって、人のために自分を犠牲にするのとも違うのです。

 

よく勘違いされるので先に書いておきますが。

 

 

そういうことでもない。

 

 

 

自分なりの人生観や仕事観を持つのって大事なのかなと思います。

 

 


 

お金が欲しいからこれをやりますとか、

 

そういうことだけでは、不満も出るでしょう。うまくいかない時、誰かの、または何かのせいにしているのだから。

 

 

 

特にフリーランスって、まじで自分で選んでそこにいるのだから。

 

 

何かのせいにしていても、誰も仕事はくれませんから。

 

 

自分で自分の選んだものに誇りも持てなければ、人に承認を求めるのでしょう。



 

文句言うなと思います。自分で選んだんでしょう。

(別に言いたかったら言ったら良いけど)

 


文句が口から出るくらいなら、辞めたほうがいいとは、思います。

 

 

なんでかって、勿体無いと思うのです。


自分で自分を傷つけるから。

 

 

 

好きを仕事にして、自分を大事にする生き方をしたいと言っているのに不思議だなと思うのです。

 


全部自分に全部跳ね返ってくるのです。

 

この世界は波動なのだから。




 

自分と相手(世界)は本来ひとつなのだから。


 

本当の意味での自分を大事にするって、こういうことじゃないかと私は思うのです。

 



自分のこと、わたしも大切にして欲しいと心から思っています。





 

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