みんな何かが欲しいと思い過ぎなのかなって。
だから不安になるのでは、ないだろうか。
その漠然とした不安、
何っていうわけじゃないけど、というその気持ち
今すぐどうこうではないけど、
思っているような自分がまだ手に入っていない
思っているような生活がまだ手に入っていない
思っているような結果がまだ手に入っていない
思っているような安心がまだ手に入っていない
思っているような安定がまだ手に入っていない
どうやったらこの漠然とした心許なさを
・・・
そう。
”不安”というのももしかしたらしっくりこないかも
不安といえば不安だし
そうじゃないといえばそうじゃない
だけどなんか、ふと心に忍び寄るそのなんともいえなさ
自分に足りないものが
何か自分を時折そわそわさせる
もう少し安定していたい
どうしたら一生安泰でいれるのか
「あと何がどれだけあれば私は」
それそのものが漠然としていて
漠然としたものがさらに不安を増す。
だから少しスッキリさせたくて
目的を明確にしてみては少し安心する
だけどまた思うようにいかないと
秩序が乱されていく
「まだ手に入っていない」
それは一体なんなの？
この世界は、ただ在るものがそう在るだけで
それ以上でもそれ以下でもないのに
心が、感情が反応するから
何かそれに答えを見つけないといけないような気がする
そうじゃないとすっきりしない
もやもやしていて、気持ち悪い
居心地が悪い ここにいれない
じっとしていられない
自分がはっきりとしなくて
そんな自分がまだダメな気がして
またわからなくなって止まってしまう
周りは進んでいるように見えて、
また自分は取り残される
そうじゃない
何も変わってはいないし、
全ては常に変わってる
ただ今日も、在るものがそう在るだけ
全てが自分のもので自分のものではなく
持っているけど、持っていない
抱え込むより渡した方が
きっと身軽になれるのに
怖くてどうしたらいいかわからない
そのままそっと委ねてみてほしい 少しで良いから
手を離したらどうなるか、ではなくて
どうもならなくていいのです
在るように在るし、
成るように成る
その流れを信頼してみてほしい
何かが得られなければならないなんて
それこそが幻想で
「その幻想はこの世界の誰が創ったの？」
夢の中は心地良い
でも夢から覚めてみて この夢みたいな世界を自由に泳ぐのです
何も得られなくても良いと思うのです
そういう自分を許可できますか？
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