私は、私が、大切にしている本は、
1行読み、理解するのにたくさんの時間のかかるような本。
ベストセラーには載ってこない、
けれど、確かにそこに大切なことが書いてある。
飽きることがない、
飽きることができない、
おそらく死ぬまでこの本の中の全てを理解できないと、分かりながらも今日もまた数行だけ読む。
理解されにくい本も多いかもしれない。
読破できずに売る人も多いかも。本は巡りて、ご縁。素晴らしいもの。
書いてあるのは流行りではなく
読みやすさもなく、
難解だけれど、万物の法則がそこにある。
そんな本が私の宝物。
いつもこんな欠陥人間で、人と共に生きることに
不器用さを覚える私を支えてくれて本当に感謝しかない。
もし私が本をこの世に残すならたくさんの人に愛してもらえるかはわからないけれど、
こうしてそれでも後世に残り、深く、誰かと繋がり、
宝物のように本棚に迎えてもらえる本を書きたいと思ってる。
ともみ(さら)