思い通りにならないことに
人は不満を抱えるけれど、
思い通りにならないことが当然であると
考えてみる。
思い通りにできることなど、
ほんの数パーセントにも及ばない。
思い通りにならないからこそ
この１日をどう生きようか、丁寧に考えるのです。
悩みを聞くと
思い通りにならないことへの憂いしかなく
思い通りにならないことを
一体いつまで憂いていたいのかと
自分自身に問うてみると良いと思うのです。
「気を合わせる」
遮るでもなく、力技で押し通すでもなく、
滑らかに、柔軟に。
気を合わせるためには、
相手の気を感じなければいけない。
気を感じるには、
ひとつにならなければいけない。
相手とは、人でも動物でも、地球でも同じ。
力を入れると、水に沈み
力を抜くと、水に浮く。
水を受け入れた時、溺れない。
思い通りにならないことを受け入れた時、
思い通りになる奇跡が目の前に起こる。
そもそも、
思い通りにならないのに
どうしてこんなに恵まれているのか。
毎日、ご飯を食べ、寝る場所がある。
もう充分に、
思い通りの世界を味わっているのではないか。
安全に毎日生きていて、
それでも尚、何かを今以上に望もうとすることを許されている私たちは
もう充分に幸せなのかもしれない。
自戒をこめて。
今日も感謝を。今日も１日を大切に
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