海外でのホームステイ中ニュージーランド人に空手を1ヶ月習ったのですが
道場でのルールはなかなかおもしろかったです。
道場の先生のことをみんなはジョン先輩というような呼び方をします。
先生に「センパイ?」です。
センパイと呼ばれていいのは黒帯の人だけです
それに先生、段位は初段です。
ちょっと聞いてびっくりでした
日本じゃ、初段で道場開くなんて人はまずいませんよね。
初段の重みが違うんだそうです。
初段をとるのも早くて7、8年かかるとか。
初段でも現地ではものすごく強い人なので稽古着に黒帯を巻いて
それを持って外を歩くだけで護身になるだそうです。
一番びっくりしたのはレディーファースト。
欧米にいけば、男性がドアは開けてくれるし、エレベーターには先に
乗せてくれるし、気持ちいいんですけど道場の中でもこれがアリでした。
指導中、日本語が飛び交ってたので精神も日本のままかなと思ったら
それはお国柄が優先
道場に入ろうと思ったとき、先生とがち会いました。
先にドアを開けて先生をお通ししなくっちゃと思ったら
先生が先にドアをあけて「お先にどうぞ!!」
「え~」
日本人の感覚なら、先生にそんなことをさせるなんて申し訳ないとなるところですが
他の女性は当たり前のように「ありがとう」っていって中に入っていきます。
師匠との上下関係よりレディーファーストが優先だったのですね。
雑用もできることはしようと思って動いてたのですが
荷物を運んだりすると、男性が飛んできて荷物を持ってくれます。
懇親会なんかも座ろうとしたら椅子は引いてくれるし、
帰りは送ってくれて、車のドアまで開けてくれます。
とっても親切にしてもらったのでものすご~く居心地よかったです!
ある日、道場に入ろうとしたら、4、5歳くらいの男の子が女性陣を
抜かして入ろうとしました。
その時です。その男の子がママが烈火のごとく怒りました。
「レディーファースト!」
こんなちっちゃいときから男の子はしつけられてるのですね。
空手青年の振る舞いに納得しました
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