病室を出てから、
来ていた夫に一瞬
見送られて、
看護婦さんに
付き添われて、
自分で点滴を押しながら
歩いて移動。
とうとう手術室に到着。
手術室前で自分の名前や病状を
言ってから、
あのキャップのような
帽子をつけて、
手術室に入りました。
初めて見る手術室。
入口で、先生が出迎えてくれました。
今さらジタバタしても
どうしようもないと
自分に言い聞かせて
言われたとおりに
横になって、
一言二言喋ってから、
麻酔がきいて
それからの記憶は
ありません。
無事に終わりましたよ、
の先生の声で、目が覚めました。
どうやら、やはり
左側の卵巣が、
捻転していたようで
左側の卵巣と卵管を切除。
腹腔鏡手術で
癒着もなくて、
出血もなくて無事に
終了したとの事でした。
これ以上ひどくならないうちに
とってもらって
よかったと思いました。
ベットに寝かされて病室まで
移動。
しばらく酸素マスクを
つけていました。
その日の夜はほとんど見動き
できないままで、
足に履いた弾性タイツの
ところが痒くなって、
でもなかなか足は
動かせず、
看護婦さんにお世話になりました。
それと、麻酔の影響からか
喉に多少の違和感が。
オシッコの管も入っていて
ジッとしている体制で
腰が痛くなりました。
夜がこんなに長く感じられる
のは初めてで
早く夜が空けないかなと、
思っていました。
朝までが長かった
