こんにちは。
夢叶セラピストの飯島和佳子です。
さて、新年度も始まりましたね。
まだ新しい環境になれない、緊張の連続だという人も多い季節です。
中には役職が変わって、責任のある役に就いたという方もいることでしょう。
あなたにとって「責任」ってどのようなものだと思いますか？
私の知っている人で、私がいうのもおこがましいですが「詰めが甘いな」と思う人がいます。
なぜ「詰めが甘い」と思うか。
それは最終的な責任の所在を他人に押し付けているからなんですね。
つまり、色々なことの陣頭指揮は取りたい。自分の思った通りにことを進めたい。
リーダーシップを取りたい。
そんな風に、常に前に立ってことを進めて行くのです。
他の人が意見を言おうものなら「こっちがいいの！」「私が調べたんだから」と譲らないこともあります。
しかし、最後の最後で「みんなで進めましょう」「これはあなたが決めてね」と責任の所在をうやむやにする行動を取り出すんですね。
「私だけが進めたんじゃないのよ。みんないいよって言ったでしょ？」と言わんばかりなんですね。
うまくいかなかったら、その部分を見て「だからこうした方が良かったの」「私がやればこうはならなかった」というようなことを言い出します。
うまくいったら「ほら言った通りだったでしょ」です。
これは私の見解なので、個人的な見方ではあるのですが、この人を見ていて思うのが、「何を恐れているんだろう？」ということなんです。
リーダーになりたい、でも責任を一人で負うのは嫌。
そんなのが見え隠れします。この人にとって責任とは負いたくない枷みたいなものなのかもしれませんね。
それでは、もう一度聞きますね。
あなたにとって「責任」ってどんなものですか？
責任を取りたくなくて誰かのせいにしていたり、逆に全て自分のせいにして面倒ごとを避けようとしていませんか？
「何かのせい」にするというのは、過去のある時点のことを指摘しているだけにすぎません。
はっきり言ってしまえば、責任を取りたくないから、過去の何かに責任を転嫁しようとしているだけであって、それによって責任が消えるわけではないんですよね。
責任とは全ての人に等しく与えられています。
もちろんプロジェクトリーダーとか主任とか社長とか、重要な責任を負っている人もいます。
しかし、だからと言って、責任がない人というのはいないんですよね。
なぜなら、その責任を負う負わないを決める責任は自分にあるからです。
じゃあ、責任ってなんなんでしょう？
私が考える「責任」とは、「今の自分ができる最善の判断を下せる権利」だと思うのですね。
言い換えれば「その時の自分の最善を選べる権利」です。
「責任を負う」ということは「その選択に最善を尽くすこと」なのだと思うのです。
手を抜いたり、選択が不誠実であるのは自分でわかっているはずです。
最善であるなら、困難な道と思っていてもなんとかなってしまうのです。なぜなら「これが一番良い」と純粋に思えるから、そんな結果が出るんですよね。
しかし、どこかに誰かのせい（自分のせい）にしている部分があったり、自分の心に不誠実であるなら、「取りたくもない責任」が降りかかってくるような気がします。
責任とは「自分を幸せにするために行使するもの」です。
その幸せは誰かを貶めたり、蹴落としたりして得られるものではありません。
自分が幸せでいることで周りも幸せになってしまえるようなそんな幸せです。
「責任を負うのは嫌」というのは「いまの自分が最善だと思える道を放棄する」と考えてみるとどうでしょうか？
確かに「責任を負う」というのは怖さもあります。
少なくとも自分の人生の責任は誰かに委ねないでください。
この選択は自分を幸せにできるのか、自分が下す判断が最善なのか、それを決めるのは自分でいてくださいね。
わからなくなったら、話したり書き出したりして、自分から少し離してみると見えてくるものがありますよ。
感謝を込めて☆
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