7月15日 玄海町
午前11時、我が家を出発。今日は、東松浦群の玄海町を訪問する日です。
午後1時、町長室へ案内して頂きました。町長室では、寺田司町長様が、私達を出迎えてくださいました。
私達は、盲導犬の現状と身体障害者補助犬法の事をお話しました。寺田町長様は、町報と有線テレビを通じて町民へ周知すると約束してくださいました。今日は、地元ケーブルテレビの方も取材に来ておられ、玄海町と呼子町で放送されるとの事でした。
また、帰りには、寺田町長様より、盲導犬の募金と言って、沢山の募金を頂きました。
その後、教育委員会の青木様のご案内で、有浦小学校へ訪問しました。
今日の盲導犬ふれあい学習は、全校生徒130名が対象で、一年生から六年生までの元気の良い子供達でした。
初めに、校長先生のご挨拶があり、私達を紹介して頂きました。
私は、盲導犬のお話と盲導犬の実演をしました。
子供達はアイマスクをつけ、白い杖で体育館を歩きました。
子供達は、初めての暗闇の体験に足が進まず、怖さや戸惑いがあった様ですが、目の不自由な人への何かを感じてくれた様でした。
その後、質問の時間があり、子供達から沢山の質問があり、本当に意義のある学習会でした。
また、ケーブルテレビの方もこの様子を撮影しておられました。
約1時10分の学習会でしたが、皆さん真剣に聞いてくださいました。
その後、募金活動をする為にスーパーへ行きました。
事務所で、募金活動の場所の提供をお願いしましたが、店長がいないのでダメです。と、あっさり断られました。連絡を取れないですか? と聞いても、取れません。と、とりつく間がない。そんな感じで、仕方なく、あきらめて昼食に行きました。
近くにすし屋さんがありましたので、そのすし屋さんに入りました。
お店は、十数名ぐらいはいれるお店で、一人もお客様はおられませんでした。
表には「営業中」の看板が出ています。今日は、新鮮なお魚のお寿司が食べれる。と期待を膨らませて、玄関に入りました。
店に入ると、お店の人が犬を見て、「今、予約でいっぱいですので、お断りします」と言われました。
私達は、盲導犬がいるから断ったとすぐに分かりました。
私達は、次に来る時は、入れますかとお訊ねしました。
店の人は、犬はダメです。こういう犬は、初めて来たのでダメです。予約をしないとダメです。冷たく断られました。
私達は、補助犬法のお話をして、パンフレットをお渡ししました。
お腹がすいていたので、お店の人に他のお店を聞いて店をでました。
店に行くと、のれんが外にさがっていませんでした。
次に、もう一軒のお店に行くと、入るなり、予約でいっぱいですと断られました。
しかたなく、店を出ました。ジョイフルはあったのですが、昨日もジョイフルで食事をしましたので、他の店で食事をしたかった。事と、バリアのある店をなくしたいという、今回のツアーの趣旨です。玄海町には、食事をするお店が三軒しかなく、とうとう昼食ぬきでした。
しかたなく、昼食ぬきで、募金活動に行きました。
先程、あるスーパーで断られましたので、別なスーパーへお願いに行きました。
こちらのスーパーは、玄海町のAコープで、気持ちよく募金活動をさせて戴きました。
今日は、飲食店二件で断られました。
まだまだ、盲導犬の受け入れ拒否と言う店が県内にも沢山あります。
早く、自由に、どこへでも入れる開かれた佐賀県になってほしいと願い、この活動を
続けていきます。