7月7日 三根町

午前11時15分、自宅を出発しました。今日は、三根町の訪問の日です。三根町は、佐賀県の東部で、福岡県との県境にあり、人口約8000人の町です。午後12時40分、役場に到着しました。

三根町役場は、三年前に、新築したばかりの役場で、近代的な設備の建物でした。福祉課の課長様の案内で、町長室に行きました。町長室には、今井 学町長様が私達の到着を待っていてくださいました。私達は、盲導犬の現状と、身体障害者補助犬法の周知徹底をお願いしました。今井町長は、町報などの情報誌をつかって身体障害者補助犬法の事を町民に伝えると約束してくださいました。三根町には、ホテルなどの宿泊施設はありませんが、飲食店などのお店は、たくさんあり、周知徹底をしていただけるとの事でした。約20分間の訪問時間でしたが、意義のある訪問でした。町長室を出て、一階の受付の近くにくると、役場の職員さん達が初めて見る盲導犬を矯味ぶかく見て、アロマを取り囲みました。そして、口々におりこうさんですねと言ってアロマをさすっていました。アロマは、嬉しそうにしっぽをふって、答えていました。

その後、二番目の訪問先の東三根小学校へ行きました。

校門に入るなり、子供達が、私達の車を取り囲み、「あっ 盲導犬だ」と、嬉しそうに言っていました。私達は、子供達の案内で、校長室へ行きました。東三根小学校の校長先生は、山村小百合先生で女性の校長先生でした。山村小百合校長先生は、以前、佐賀の盲学校に長くおられ、視覚障害者の事は、よくご存知で、本当に私達を歓迎してくださいました。午後2時10分、子供達の待つ研修室に入りました。研修室には、5年生と6年生の八十数名の子供達と、校長先生を初めとして、担任の先生方がおられました。初めに、校長先生より、ご挨拶があり、私達の紹介をして戴きました。今日の盲導犬のふれあい学習は、盲導犬の現状と身体障害者補助犬法の説明と盲導犬の仕事の内容をお話しました。また、町で盲導犬とであった時の注意事項など、いろいろとお話しました。子供達は、真剣に私の話を聞いていました。

お話の後は、子供達の質問がたくさんでました。最後は、子供達の一番の楽しみのアロマとのふれあいの時間です。

子供達は、初めて見る盲導犬にふれたくてしかたない様な感じでした。私は、子供達へ、アロマの好きな言葉とアロマが嫌いな言葉をお話しました。アロマの好きな言葉「かわいいね」 アロマの嫌いな言葉「ふとってるね」と言う言葉の説明をしました。子供達は、全員、アロマに近づく時[かわいいね・かわいいね]と言って近づいてきました。八十数名の子供達から何度も、何度も[かわいいね]と言われて、アロマは、本当に嬉しそうにしっぽをふっていました。やはり、人も犬も、[かわいいね]と言う言葉は、大好きな言葉の様です。約50分間のふれあい学習でしたが、子供達の生き生きとした笑顔が印象的でした。

その後、今日の募金先のショッピングセンター[マイン]に行き、約1時間募金活動をしました。募金活動を始めて約30分ぐらいたった時、今日、訪問しました、三根町役場の福祉課の課長さんが盲導犬の募金と言って、わざわざ募金を持ってきてください

ました。本当にやさしい課長さんでした。

今日も、知らない町で、知らない人と、沢山の出会いと感動を戴きました。これも、アロマのおかげです。また、今日も、アロマのファンが沢山できました。

明日は、白石町へ行きます。

午後1時、白石役場・2時、北明小学校、その後、スーパーで募金活動をします。

明日は、12番目の訪問です。

きっと、素晴らしい出会いと感動がある事と思います。

明日も、県内ツアーの日誌を読んでくださいませ。