平成15年8月6日 秋田県庁訪問

今日は、午前11時より、秋田県副知事・西村哲男様へ表敬訪問する日です。また午前10時より、秋田県の小山勇一様ご夫妻と会う予定になっており、9時45分に、秋田県庁に行きました。小山様と会うのは、今日が初めてです。実は昨年、私達夫婦が長崎から東京まで歩いた時の新聞を見られて、お手紙を戴きました。そんなご縁で、今回、秋田に行く事をお話しますと、わざわざ、ご夫婦で会いにきてくださいました。小山様のご主人は、中途失明で、奥様が目になり杖になって、ご主人を支えておられるとの事でした。今日は、弟さんの車で、1時間半もかけて会いにきてくださったそうです。そして、私達に、お土産がわりと言って、熨斗袋に入れて1万円くださいました。本当に、ありがたい出会いでした。

約45分、県庁のロビーでお話しました。小山さんとお話していますと、盲導犬をつれた男性の人が、ロビーにこられました。その人は、佐々木さんと言う盲導犬のユーザーの人で、秋田県の盲導犬のユーザーの会長をしておられる人で、今日の副知事さんとの表敬訪問に行く為にこられたとの事でした。秋田県の障害福祉課から連絡があったとの事でした。午前10時45分、小山様ご夫妻とお別れして、佐々木さんと西村副知事様の部屋に行きました。

約15分間の表敬訪問でしたが、盲導犬等の補助犬の事をお願いして秋田県庁を後にしました。今日は、残念ながら、報道関係の人は、一人も来ておられず、少しがっかりしました。

その後、JR秋田駅に行き、街頭募金をしました。秋田駅は、募金活動ができず、駅の横のイトウヨウカドウにお願いして募金活動をしました。募金活動をはじめて、すぐに秋田の新聞社に電話をしました。秋田は、秋田さきがけ新聞と言う新聞社がもっとも大きく、部数も一番多い新聞社です。そこの、報道部に電話をして、取材に来て戴きました。約10分ぐらいたった時に、記者の人とカメラマンの人が、私達の前にこられ取材をしてくださいました。[よかった、本当によかった]と洋子と話しました。

今回、各地でたくさんの報道関係者の人に取材をして戴きました。報道で取り上げていただくと、広く県民の人に盲導犬等の身体障害者補助犬法の事を知って頂く事ができ、本当に助かります。ですから、この時の秋田さきがけ新聞の記者の人は本当に嬉しい人でした。

約2時間、街頭募金をして、その後、次の目的地の山形県に行きました。午後7時30分、山形のホテルに到着しました。山形は、花笠祭りで、町は賑わっていました。町の中心部は、歩行者天国で、一万人以上の人が踊っていました。本当に、歴史のある素晴らしいお祭りでした。路上には、屋台が立ち並び、名物のこんにゃくや花笠が売ってありました。私達も名物のこんにゃくを買ってたべました。丸いこんにゃくで、クシにさしてあり本当に美味しいこんにゃくでした。洋子は、花笠を買いたそうにしていましたが、少し我慢をして通り過ぎました。その後、ホテルの近くの居酒屋に行き、午後10時に夕食をとりました。