平成15年7月11日 滋賀県庁訪問

午前10時30分、滋賀県庁の障害福祉課に到着。今回の全国ツアーでの知事訪問は、各県とも、障害福祉課が窓口になって頂き実現しました。約15分間、障害福祉課で滋賀県の盲導犬等の現状をお聞きして、その後、知事室に案内して戴きました。知事室では、國松善次知事が、私達を出迎えてくださり、私達の思いを熱心に聞いてくださり、今年 10月より施行される身体障害者補助犬法の周知徹底を約束してくださいました。また、知事室には、テレビ局の人と新聞社の人がたくさん来ておられ、私達の事を取材してくださいました。滋賀県は、福祉に対してとても熱心で、知事さんをはじめとして県の職員さんたちも、本当に一生懸命でした。

午前11時30分、國松知事様との表敬訪問も終わり滋賀県庁を後にして、大津市内のパルコデパートに行き昼食をとりました。その後、滋賀県庁の障害福祉課の職員さん2名と、県庁から雇われた「補助犬法の推進員」2名の方と合流して、午後1時から盲導犬の街頭PRと街頭募金をしました。場所は、大津市の繁華街でパルコと言うデパートの前で、約三時間行いました。滋賀県の員さんたちは、10月から施行される身体障害者補助犬法のパンフレットを道行く人に配って下さいました。今回、出発前に、洋子が手づくりで作っておりました[身体障害者補助犬法]の看板を推進員さんにお貸ししました。その職員さんは、この看板がお気に入りで、本当に欲しそうにしておられましたので、帰りにプレゼントしました。「これからこれを着てレストランとか

ホテルなどにお願いに回ります。」と。にこにこしておられました。喜んでもらえて、とても嬉しかったです。その職員さんは、嬉しそうにこの看板を着けたままで、お帰りになられました。この日の募金活動の様子は、その日のNHKニュースで放映されました。

午後4時、県庁の職員さんとお別れして、三重県の四日市に移動しました。途中、昨年、長崎から東京まで夫婦で歩いた時にお世話になった、滋賀県の土山町の安井ガソリンスタンドに立ち寄り、車にガソリンを入れてもらいました。一年四ヶ月ぶりの再会でした。店主の人が、にこにこしている私達を見て「思い出した!」と、言ってくださいました。実は、このガソリンスタンドで、ハプニングがありました。洋子がスタンドの玄関の前で転び、膝を打撲しました。すると、今迄、膝の前にあったコブが、見る見るうちに溶けてなくなったそうです。本当に、不思議な現象でした。約40分間、ガソリンスタンドの皆様とお話して、出発しました。また、ガソリンスタンドの

おばあさんが、おみやげと言って、大きな桃をたくさんくださいました。

午後9時30分に、三重県、四日市のホテルに到着。洋子は、土山のガソリンスタンドでの打撲で膝を痛めて立つ事ができず、ホテルの部屋では、はっていました。本当に痛々しい様子でした。全身にも熱があって、だらしい。と言っています。膝にも赤くなって熱があります。氷で冷やし続けています。