広島でのテレビの取材をお願いしたいと思い、広島のRCCテレビ局に飛び込んで行きました。受付で私達の思いをお話すると、受付の女性がニュース担当の女性スタッフに連絡して戴き話を聞いて戴きました。

お話を聞いて戴いた報道記者の中谷千映様は、非常に好意的で、真剣に聞いて下さいました。スケジュールの関係で取材をして戴くことはできませんでしたが、温かい人にお会いできて本当に良かったと思っております。

広島のテレビ局を出て、駅前のダイエーにて白い傘2本とポンチョを購入し雨を予測して備えた。その日の目的地の海田温泉に向けて歩き始めました。

午前中は、曇り空でドンヨリしていて、お天気が気になっていましたが、駅前を出発し30分も立たないうちに、ポツリ、ポツリと雨が降り出した。「とんぽつり 今日はどこまで いったやら」加賀の千代女の作である。やがて大雨になってしまいました。準備して良かった。主人を雨に打たしては・・・、風邪を引かしては、歌が唄えない。そんな想いが通じたのか、本当に助かった。今回、歩いてみて一番困ったのが雨降りの日の歩行でした。特に、妻はベビーカーを両手で押しながら歩いていますので、傘がさしにくく本当に歩きずらく、大変困りました。

私も、妻の腰に結んだ命綱と、白いツエを持って歩いておりますので、傘がさしにくく、大変、苦労をしました。

また、雨降りは、道路に水がたまっており、車が通るたびに、路上にたまっている雨水を否応なしに頭からかけられてしまいます。

その為に、頭は濡れ、首筋から雨水が背中に入り、長い時間歩いていると風邪ひきの原因になってしまいます。

また、水たまりに入り、靴の中に水が入って靴下がビシャビシャになって、身体が冷えて風邪を引いてしまいます。

その為、毎日天気を気にし、テレビの天気予報を見ていました。寒さは歩いていると解消できますが、雨降りだけは本当に難儀をしました。こんな、いやなお天気の中を頑張って、目的地の海田温泉に午後6時に到着しました。

この日の宿は、健康センターみたいな宿で、芝居と大浴場があり、久しぶりに大浴場に入る事が出来ました。楽しみにしていたお芝居の方は、劇団の入れ替えの為、お休みと言う事でがっかりしました。

宿泊する部屋は和室で、畳が六枚敷いてありました。

寝具は普通の布団で、初めから畳の上に置いてあり、寝る時にお客さんが自分で敷く様になっていました。

私達は、濡れた衣服を乾かしながら、その日は早めに床につきました。

[宿泊 海田温泉]