110年ぶりの

新入幕優勝の偉業を

尊富士が成し遂げました。

 

大相撲は、昔から好きです。

家族と両国の国技館にも

何度か行きました。

 

テレビ観戦もよくしていましたが、

親と同居後は、ほとんど見る時間もなく、

現在活躍中の力士の名前も

ほとんどわかりません。

 

今場所、新入幕の力士が

大活躍していることは、

相撲好きの父から聞いていました。

 

千秋楽に、テレビをつけたら

すでに優勝インタビュー直前でした。

 

「このけがだったら

相撲を取れないと思っている方もいますけど、

自分はここで負けたら皆さんが

15日間、大阪場所に運んできた

意味がないと思った。

その辺はしっかり自分で考えてやった」

 

尊富士は前日の取り組みで怪我をして

一時は出場を見送ります。

兄弟子の横綱照ノ富士から

「お前ならやれる。記録はいいから、

お前は記憶に残せ。

勝ち負けじゃない。

最後まで出ることが大事。

負けてもいいから。しょうがない。

でも、このチャンスは戻ってこない。

オレもそういう経験があるから」

と言われた瞬間に

少し歩けるようになったそうです。

 

照ノ富士は1番下の番付まで下がるも

くさることなく、這い上がった力士で

ずっと応援しています。

 

「記録も大事だが、皆さんの記憶に

一つでも残りたくて必死で頑張った。」

恩師の言葉です。

 

「自分自身を信じて土俵に上がった。

何より師匠の伊勢ケ浜親方が解説だったので、

しっかり土俵でいい相撲を

見せなければと思って土俵に上がった」

キャー、師匠、泣いちゃいます。

 

 

ふるさと青森への思いは、

「昨日けがをして、

その中でもたくさんの人から

連絡が来た時に

不安なのは自分ではなく

皆さんの方だと思った。

そこで不安にならないように土俵に上がって、

勝っても負けても自分を信じて土俵に上がった」

 

涙が出そう。

 

お母様には、

おかげさんで。

僕もそんなに体が大きくないですけど、

土俵で勝てるように育ててくれて

感謝しきれない」

 お母様にとっては何よりものメッセージ。

 

NHKでテレビ解説を務めた

師匠の伊勢ケ浜親方は、

優勝インタビューについて

「優等生じゃないですか。

いい話してたと思いますよ。

ファンのみんなに応えるというのが

よかったんじゃないですか」

と瞳を潤ませていらっしゃいました。

 

先場所、優勝した照ノ富士のパレードの

旗手を務め

景色をまたみたい。

宣言し、引き寄せています。

 

これからのことをファンに向けて

「ファンに応えるような相撲を取りたい。

それだけ」


私はこういうのは全部弱いです。

 

尊富士の取組は一つ見ていませんが、

もうファンになりました。

 

 

インタビュー後に、全ての取組を見ました。

前に進む私が好きなお相撲です。

 

今朝のニュースで、

横綱照ノ富士と抱き合うシーンがありました。

照ノ富士の弾ける笑顔。

たまりません。 

朝からウルウル。

本当の兄弟のようです。

 

来場所は、時間を作り

2人を推します。