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「発達凸凹、発達障害は神経発達障害である。
(心の病ではない。)」
 
という定義をもとに、二人の身体の専門家と
元刑事さんが当事者と支援者の現場のことについて
対話されている本。
 
『自傷・他害・パニックは防げますか?』 花風社
 
対談者の一人は廣木道心さん。
ご自身も自閉症のお子さんを持つ
武道家であり、介護士の方。
 
もうお一方は栗本啓司さん。
発達障害児・者の身体(神経系や
からだの動き)を整える方法を
伝えながら発達援助を全国に
広めている方。  
 
もう一名は榎本澄雄さんという
元警視庁警部補の方。
以前は知能犯担当刑事として自閉症者を
被疑者とする事件を担当されていたそうです。
 
この三名がそれぞれのご経験を元に
ご家族や施設スタッフなど
支援者側の心身も守りつつ、
「傷つけず、傷つかず」の姿勢で
パニック行動や他害、自傷を防ぐこと。
 
この現場での話や、
身体の中で起きていることの見立てを
話されています。(発達障害の人は
「速筋優位なのではないか?」とか。)
 
どれもとても興味深いものでした。  
 
内容はほかにも
「支援者など、周囲の身体状況も
当事者にとっての環境になる。」
ということも書かれていて共感することも多し!
 
その点も含めてケアラーのケアも
大事になりますね。
 
改めて「問題」とみえるときに
関わっている人たちの
心や身体の状態・中身に目を向けること。
大事な視点だと思います。
 
表面をみるのではなく、個別の理由にあわせた、
丁寧な支援が広がればなと思います。
 
人が人とふれあい、できること。
いろいろな可能性を感じました。
 
お互い、傷つかず、傷つけず。
誰もが底にある思いやりから
心地よくつながれますように^^
 

 

 

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