もし
あなたの大切な人が
ちょっと混乱していたり
傷ついていそうなとき。
どのように接しますか?
もし
自分が疲れていたり
何か元気がないとき。
周りの人にどうしてもらったら、
相手がどういてくれたら
嬉しいでしょうか。
『限界を超える子どもたち』アナット・バニエル/著
太郎次郎社エディタス
特別な背景がある相手でなくても、
人と触れ合ったり関わったりするときの
シンプルな原則が書かれていました。
そしてこれは対ヒト、というだけでなく
対ハートと言ってもいいかもしれません。
・10分くらい ただいっしょにいる時間をもつ
・この間は、何もしようとしない。ただ「ゆっくり」の感覚にひたる。
・向き合うときにはスローダウンする。
・誰かと比較したり、変えたり、
コントロールしようとしたりしない。
・ただ、観察する。
この本に書かれていたことです。
おもに脳性まひ、自閉症、ADHD、
診断のつかない発達の遅れを持つ子ども達に
身体からアプローチしてきた著者による本なのですが、
これって、そのままセッションにも
当てめて読むことができました!
(そして自分自身にも)
*
他にも臨床的な背景とアプローチの方法が
書いてあるのですが
いやいや、子どもだけではなく、
人の柔らかな部分に触れるときにはこうだよね。
ということがたくさん書かれていて。
しかもポリヴェーガル的にも合点じゃー!
ということもたくさんなので心身にアプローチする
お仕事をされている方にはオススメです。
(子どもに関わる方、どなたにも♪)
*
本に出てくるたくさんの子ども達と、
そのレジリエンスの様子にもまた感動。
著者がフェルデンクライスに直接、師事されていて
そこの観察から生まれたメソッド
というのもまたグッときます。。
著者が提唱している「9つの大事なこと」
1.動きに注意を向けること
2.ゆっくり
3.バリエーション
4.微かな力
5.内なる熱狂
6.ゆるやかな目標設定
7.学びのスイッチ
8.想像すること、夢みること
9.気づき
も本当に共感です。
これはセッションやコーチングなどでも
ベースになっているのではないかな。
これが脳科学的な実証とともに書かれています。
しかも読みやすい。
というわけで、
スローダウンして、感じよう。
ただまかせてみよう。生命の智慧に。
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