代々木公園駅ヒーリングサロン AROHAM アロハム のブログへようこそ虹


突然ですが、私たちはふだんの生活を、それぞれの幻想の中で生きています。
(※これは目覚めの観点とは別の話です。)


はて。


さて。


一体ナンのこっちゃ。かもしれませんが、先日のブログ「聴くこと」 に近いかもしれません。


例えば、仲の良い友人と映画を観に行きます。
(気が合う人や、分かり合えている、と思っている恋人、家族など、どんな相手でも。)


映画を観終わったあとでその映画のストーリーを話します。


すると、だいたいのストーリーは同じかもしれませんが、
みんな、それぞれ観ている視点、おもしろポイント、違ったりしていませんか。


さらに、映画のストーリーに目が行ったり、
脚本に注目したり、出演者が好きで観ていたり。

何を見るか、どこを観るか、ぜんぶ、

それぞれのピックアップポイントがあるわけです。


そして、解釈をするときにも「自分フィルター」がかかっています。

私、そのフィルターをメガネに例えて考えていました。
『物事は全部、それぞれのメガネを通して映し出されたものだ。』と。

これは今でも変わりません。


が。

このメガネ、あまりに当たり前すぎたりすると、

メガネをかけていることにさえ気づかなくなります。


「え?これで当たり前じゃん。」と。

それが、いわゆる
「一般常識」とか
「世間では」とか、そういうものに多いのですが、例えば


・人との待ち合わせに遅れてはいけない(時間は守るべきだ)
・人と会うときは感じよくいなくてはいけない(笑顔でいるべきだ)
・親の言うことは聞くべきだ
・子どものことは愛するべきだ
・人の話は丁寧に聞くべきだ
・人のことは責めてはいけない

などです。


もっともらしいし、これが「??何がいけないの?」と思われるかもしれませんが、
いけない、とか間違っている、こう思っていてはダメ、ということではなく、
これらのような、「○○しなければいけない。」という思いを手放すと、

行為や行動、気持ちはどう変わりますか?ということです。


なぜ、こんな突拍子もないことを言い出したかと言いますと。
最近、気持ちを揺さぶられるできごとがありまして。
今日の午前中にあった、月一のロンドンチームでの勉強会で

そこを探ったわけです。すると。


インテグレイティッド心理学で、あんなに!

あんなにも「抑圧⇒投影」の仕組みを学んでいたにも関わらず!


「ザ・投影」をしておりまして。


この苦しみを生む思考パターンに「自分の抑圧した思いを投影して相手・世間をみる」

というのがあるのですが、この投影メガネにまんまと陥っていたのでした。
(さらに、その抑圧しているものをある人に投影し、

その人の行動や出来事でイラっとスイッチが入り、怒りを感じる、

責める、など攻撃をする。という流れです。)


そして、これは今回の私の場合、「母親の話は聴くべき、

受け入れるべき」だったのですが、これは小さい頃からあったので、

メガネをかけているどころじゃなく、24H装着コンタクトとなっていました~
すっかりさっぱり見えなくなっていたのです。
当たり前すぎて付けていることさえ見えなくなっていました。


「当たり前」と「常識」のフリをした価値観には要注意です。


いつも同じパターンや原因、似たような状況で激しく気持ちが揺さぶられるとき。
そこには自分でも忘れていた「抑圧⇒投影」が働いている可能性、大です。


そんな、「まっさか~」の価値観を崩してくれるのがコチラ!


からだは自由に こころは軽く(渋谷区富ヶ谷のヒーリングサロンAROHAM)

バイロンケイティの4つの質問。

新刊出ました。どちらもおススメです。


これがいつも身に付いたらどんなに世界が変わることか。
私も、忘れては思い出し、思い出しては取り組んで、コツコツがんばりマス。。。


love&joy
AROHAM
kee