歯が痛いと歯医者に行ったら

歯には問題がなく

肩こりからじゃない?と言われ

 

他院ではありますが整体院に通ってはいたけど

歯の痛みがひかないのでご紹介で当院に

 

当院で確認してみると

肩はとても良い状態

 

お口の中も見させていただくも

舌の状態も悪くない

口腔内も概ね悪い感じはない

 

となると内臓かな?と調べてみるも

異常は見当たらない。

 

精神的なもので出ている可能性もお伺いするも

 

内科にも受診されたとのことで、そこでは安定剤が出されたけど

飲んでも変化が無し。

 

顎関節と頭蓋を確認すると

左顎関節に問題

 

顎関節の調整を行うと可動域が確保されるが痛みはひかない

 

顎関節と関連する頸椎1番2番を確認すると

左側に拘縮があり、関節矯正ではなく

弛緩と微弱圧で位置調整

 

これでもダメ

 

となると乳突筋か斜角筋、鎖骨関係かと思い

確認してみると挙上制限が見られたので、調整

 

でも引かない

 

さらに関連する部位を探ってみるとC6に一定角度にするとロックする角度を発見

 

ただし、このロック部分筋肉も深部に拘縮があり

矯正をかけると場合によってはヘルニアになってしまう可能性や

元々ヘルニアまではいかないが、神経圧迫がある可能性を考慮して

 

ロック解除の角度に持っていくと

痛みが減退。

 

こういったなかなか見つからないケースはこの部分が2次サブである可能性が高いので

1次を探さなければならず

 

1次を探るとTH3(胸椎3番)とL5(腰椎5番)反り腰

が関連している可能性があったので、

反り腰の改善のために股関節を確認すると恥骨結合部に問題を発見

 

結合部の調整を行おうと触ってみると激痛

 

腰は痛くなかったですか?と聞いてみると

歯医者で座っている姿勢がつらかったと。

 

触って激痛の場合は、患部ではなく遠隔部からの調整のほうが安定化しやすいので膝関節股関節の調整を行い

 

再度触ってみるとかなり軽減、

仙腸関節にアクチベータで調整をかけて

L5の確認をしてみると

 

問題点が消失

 

あとはTH3

 

ここは肩甲骨が絡むので

肩甲骨の調整を行い、C7の調整を行って

胸郭の稼働確認を行い

圧痛点の解除を行うとTH3の動きが確保

 

歯の痛みを聞いてみると

痛みが消えたと。

 

C6の可動を確認すると、まだすこし問題は残っているような感じでしたので、

ここもアクチベーターで調整

 

 

歯の痛みは完全に消失

 

このケース、三叉神経と乳突筋が絡むケースで

胸郭に問題が出た原因が骨盤から

 

と言った形

 

複雑化したものは見つけるのが本当に難しい

 

私も一度で全部見つけられたのはまれなケースだと思っているような状態で

数度通って、一部解除をすると、数日後に

もう一つの原因だったところが出現したりすることで、調整を繰り返すと最後の原因にたどり着く

 

って形が多いので、うまく言ったケースではあるのですが、

 

これ、戻りが結構出やすいんです。

 

 

なので2週間後にお越しいただくように

予約をいただき、来院していただくと

L5はやはり戻っている

 

ただその他は戻りがなく

反り腰だけになっていたので、再調整を行って終了

 

ただし、反り腰は筋力が付いてこないとなかなか維持はしにくいので、

その旨を了承いただく。

 

虫歯などの問題がないのに

痛みが引かないという方、整体を選択されるのもありだと思います。